大谷翔平、2年連続MVPへの課題は? “サイ・ヤング賞の可能性”を含めて英メディアが大胆予想「停滞感が出るのではないか」
はやくも“二刀流スター”の来季に期待が寄せられている。
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去る11月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、全米野球記者協会の投票で選ばれるアメリカン・リーグMVPを受賞した。満票での選出は2015年のブライス・ハーパー(当時ワシントン・ナショナルズ)以来となる、メジャー史上19人目の快挙である。
そんななかで早くも来季以降の快進撃に期待を寄せるのが、英メディア『Today UK News』だ。現地時間11月21日、「早すぎる2022年のMLBアワード予想」と銘打った特集を掲載した同メディアは、来期のア・リーグMVPとして、ブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)、マイク・トラウト(エンジェルス)とともに、やはり大谷が有力候補とした。
ただ、「あれだけ驚異的かつユニークなシーズンに魅了されてしまうと、若干の停滞感が出てしまうのではないか」との懸念も示した記事では、「今季終盤は打席上で少し調子を崩したが、今後エンジェルスが彼を慎重に扱うようであれば、それだけで他選手にドアを開いてしまう可能性がある」という分析も展開された。
また、ルーカス・ジオリト(シカゴ・ホワイトソックス)、ホセ・ベリオス(ブルージェイズ)、ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)が本命視された同リーグの来季サイ・ヤング賞にも、大谷は「ダークホース」としてノミネート。そして、次のような期待を寄せられた。
「オオタニは投手だけでもトップ5に入る可能性を秘めているが、2021年のマウンドではまだ洗練されていない部分もあった。何よりオオタニがこの賞の獲得を目指し、批判されがちなエンジェルスのローテ強化に照準を合わせれば、おそらくどの選手よりも強い意志を持ってそこにたどり着けるように感じる」
飛躍のシーズンを終えたばかりの大谷。はたして1年後にはどんな姿が見られるのだろうか。来季のパフォーマンスが今から楽しみでならない。
構成●THE DIGEST編集部
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