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「いつかきっと」 信じて乗り切ろう【舩越園子コラム】(No.164954) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

オーガスタ・ナショナルはいつも通りの風景に戻るのか?(撮影:GettyImages)

2021年を迎えた米ツアーは、さっそく今週から新年初戦のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズをハワイ・マウイ島のカパルアCCで開催する。

コロナ感染拡大初期のオーガスタ・ナショナル【写真】

コロナ禍にある今年、米ツアーは同大会の出場資格を「前年の米ツアー優勝者」のみならず昨季フェデックス・カップランキングのトップ30にも拡大する「コロナ特別対応」を採用。松山英樹は、その恩恵に預かって出場が叶い、大会史上最多の42人がカパルアで腕を競い合うことになる。

にぎやかな幕開けは、未曽有(みぞう)のコロナ禍においては何よりの朗報である。しかし、昨年のウインダム選手権を制して米ツアー通算3勝目を挙げたジム・ハーマンが大晦日に新型コロナ感染が確認され、欠場を余儀なくされたという知らせには、コロナ禍にある現実を痛感させられた。

ハーマンといえば、かつてニュージャージー州にあるトランプ・ナショナル・ベッドミンスターでアシスタント・プロを務めていた際に、当時はまだ大統領ではなかったドナルド・トランプと何度も一緒にラウンドして親しくなり、多大なる支援を受けながら腕を磨いて米ツアーに辿り着いた選手だ。

それゆえ、「ハーマン」と聞けば、米国のゴルフファンは「トランプ」を連想するといっても過言ではない。そのハーマンが新年早々から隔離生活となり、トランプ大統領は「大統領」と呼ばれる残り日数が秒読み段階にある。そしてトランプ大統領が2015年にスコットランドに創設したゴルフコースは赤字が増大し、経営は火の車だというニュースが欧州側から聞こえてきた。

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