大里桃子のパッティングが面白い! 握りは「気分で」3種類、中尺“未満”パターで入りまくり | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 笠りつ子 -6 2 大里桃子 -5 3 菊地絵理香 -4 西郷真央 -4 5 金田久美子 -3 比嘉真美子 -3 鈴木愛 -3 申ジエ -3 臼井麗香 -3 西村優菜 -3 順位の続きを見る
同じ大会でもロングパットでグリップを変える大里桃子 右がクロウで左がノーマル(撮影:佐々木啓)
<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 初日◇6日◇茨城GC東C(茨城県)◇6630ヤード・パー72>
先週の試合ではプレーオフのすえ、上田桃子との“桃子対決”に敗れて2位となった大里桃子。好調そのままに乗り込んだ今年のメジャー初戦では、6バーディ・1ボギーとスコアを5つ伸ばして、初日2位の好スタートを切った。
先週の負けについては、「悔しいのはもちろんありますけど、1カ月前までは優勝争いできる状況ではなかった。先週あの位置でプレーできたのは自分でもビックリ。悔しいけど自信になった試合でもある」と大里は語る。
優勝争いに顔を出せるまでに調子を上げてきた要因はパッティングにある。「大事なところでシビアなパーパットを決めることができていた。今までならすぐ外すところを、しのいでしのいでできたところが自信になりました」。10番スタートのこの日は、11番でボギーが先行したものの、13番の4メートルを皮切りに、15番では2.5メートル、5番では3メートル、6番では8メートル、8番では4メートル、9番では2メートルとバーディチャンスをことごとく決めてスコアを伸ばした。
大里は2年前に「イップス気味になった」のをきっかけに、基本は右手を上から添える形のクロウグリップでパッティングを行っている。米国男子ツアーでは、古くはクリス・ディマルコ(米国)やセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ジャスティン・ローズ(イングランド)なども取り入れたパッティングスタイルだ。
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