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約7年ぶりに師弟関係も復活 鈴木愛が“希望”に満ちた新シーズンへ「ここ何年かなかったくらいの期待感」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

開幕戦を待つ鈴木愛 その表情は明るい(撮影:鈴木祥)

ダイキンオーキッドレディス 事前情報◇1日◇琉球GC(沖縄県)◇6590ヤード・パー72>

“捲土重来”にかけるシーズン。沖縄での開幕戦を前に2017、19年賞金女王・鈴木愛の表情は「ここ何年かなかったくらいの期待感がある」と明るい。

え?原英莉花の装いが変わった【開幕戦フォト】

ここ数年の鈴木は、モチベーションという部分で考えることが多かった。昨年唯一の勝利を挙げた7月の「資生堂レディスオープン」でも、『ゴルフをやめようかと本当に考えた』と苦しい胸の内を言葉にもしていた。しかし今年は、その雰囲気がガラリと変わっている。

その大きな要因の一つに子弟関係の復活がある。小学生のころから2015年まで指導を受けていた南秀樹コーチと、およそ7年ぶりとなるタッグ再結成を明かした。「コーチもいなくて一人で練習していた時は、どうオフに向かおうかということばかり考えていた。でも今は明確な課題がある。先生と作ったスイングをどう生かせるかが楽しみ」。ここ数年はなかった“課題”をクリアするという作業が、そのままやる気につながってくる。

自分のことを「ガンコ者」という。ひとりで理由や原因について考えるようになり、それによって成長したことも認める。ただ、そこに「限界」を感じたのが20-21年シーズンだった。ショット面で苦しみ、フェアウェイキープ率は66.4193%の50位、パーオン率は66.6667%の53位など、その低迷ぶりはしっかりと数字にもあらわれていた。そこで「いいところを崩さず今できる一番いいスイングを作ってくれる。新しいコーチだとまた一からやり直しになってしまう」と、自分のことをよく知っている人物に再び指導をお願いした。

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