誕生日は「ぶりの照り焼き」で祝福 渋野日向子、22歳初日の決意(No.161948) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 古江彩佳 -12 2 酒井美紀 -12 3 イ・ボミ -10 ユン・チェヨン -10 ペ・ソンウ -10 6 キム・ハヌル -9 菅沼菜々 -9 8 吉本ひかる -8 福田真未 -8 10 宮里美香 -7 順位の続きを見る
22歳初ラウンドを「69」で回った渋野日向子(撮影:米山聡明)
<伊藤園レディス 最終日◇15日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>
きょう15日に22歳の誕生日を迎えた渋野日向子が、「気持ちを切り替えて」臨んだ新たな1年の最初のラウンドで「69」の好スコアをマーク。トータル4アンダー・23位タイで3日間を終えたが、「きょうはショットもすごくよかったし、パターに関してはここ最近では一番いいストロークができていた。不安なく18ホール回れました」と、最近にはなかった満足感を笑顔で口にした。
スタートの10番で、バースデーを自ら祝うような“おはようバーディ”を奪って始まった一日。直後の11番はボギーとしたが、そこから4つのバーディを記録するなど快調にスコアを伸ばした。「最後は悔しい」とあがりの9番で1つスコアを落としたが、「予選通過したことで楽になって、いい感情で回れました。22歳の初日に新たな気持ちで臨むことができました」と充実のバースデーとなった。
セカンドショットが、ピンから20メートルほど離れたグリーン手前のエッジ付近に着弾し、そこからボギーを喫した11番など、序盤はアイアンの縦距離が合わずに苦しむ場面も目についた。この原因になったのが、前日明かしていた右足裏の痛み。「(足をかばって)上半身だけの力で振ってしまう」ことで、普段通りの距離が出せなかったが、「下半身のバランスを考えたり、番手を上げてコントロールショットしたり」とラウンド中に“調節”して、その精度を取り戻した。
昨年大会は初日が誕生日ラウンドとなり、会場につめかけたギャラリーからもたくさん祝福の言葉を浴びた。しかし今年は無観客試合となり、静かなコースで迎えた特別な日。それでも「たくさんの関係者や、先輩、後輩、同級生が『おめでとう』と言ってくれました。朝起きた時もSNSでお祝いコメントももらって、うれしかったですね」と、気持ちを高めた状態のなかゴルフに集中できた。
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