米分析家たちが“地上最強説”を提唱!打者・大谷の“攻略法”はもはやなし?「ありえない。エイリアン並みの運動能力だ」
日本の偉才は、攻略不可能な領域に達したのかもしれない。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)である。
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昨シーズンのスタッツを見ても、図抜けた存在なのは一目瞭然だ。打っては本塁打王争いに最後まで絡む46ホーマーを放ち、100打点、103得点をマーク。投げても23先発で130.1回、防御率3.18、156奪三振を記録。さらに、あのベーブ・ルースでも成しえなかった史上初となる投打5部門での「クインタプル100」(イニング、奪三振、安打、得点、打点)をやってのけた。
アメリカン・リーグのMVPも手にし、球界屈指のスターとなった大谷。そんな27歳について、興味深い意見を論じたのは、“ピッチングニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏と米野球データ分析会社『Codyfi』の設立者で、数十人のMLB投手のアドバイザーも務めるマイク・フィッシャー氏だ。
現地時間1月5日に、YouTube上で対談した両氏。まず、フリードマン氏が「明らかにスプリットの曲がり方を変え、右腕の方向(右打者の内角、左打者の外角)にバカげた変化をするようになった。投手としての評価はいまだに低すぎる」と“投手・大谷”に惜しみない賛辞すれば、フィッシャー氏は打者としての能力に脱帽した。
「私は打者としてのオオタニと対戦する投手に攻略法を伝授しなければならない。実際、我々は、昨シーズンに顧客である数人の投手のため、他のどの打者よりもオオタニの攻略法に多くの時間を割き、特別プランを立てた。だが、好調時の彼には、あらゆる策が全く役に立たなかった」
これにフリードマン氏が「一見すると穴があるように見えるコースを突いても、次の打席までには修正し、スタンドにボールを放り込むのはすごい」と絶賛すると、フィッシャー氏も「言う通りだ。(攻略法は)ないね」と白旗を振った。
「我々ができるのは、せいぜい2ストライクからボール球を振ってくれるのを祈るぐらいだ。彼は外角低めや、クソボールのチェンジアップでさえもホームランにした。全くありえない。エイリアン並みの運動能力だよ。全く想像がつかない動きだし、見ていて信じられない」
地球外生命体と比較され、“地上最強の野球人”と絶賛された大谷。現在MLBはロックアウト問題に揺れているが、来る新シーズンに向けても、アメリカでの注目度は一切薄れていないようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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