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フットサルW杯が開幕!前回準優勝のロシアが圧巻9ゴール。初出場のリトアニアは善戦するも……|W杯初日

9月12日、コロナ禍の影響で1年延期になっていたFIFA フットサル ワールドカップがついに開幕。開催国・リトアニアを含む8チームが登場し、首都・ヴィリニュス、第2の都市・カウナスで2試合ずつ、4試合が行われた。

FIFA フットサル ワールドカップ 2021
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■開幕カード:リトアニアvsベネズエラ|試合ハイライト(引用:J SPORTS)

## 24カ国の争いを制し、世界の頂点に立つチームは?

「マッチナンバー1」を前に、ヴィリニュスで行われた「マッチナンバー4」のロシアvsエジプトが、今大会のオープニングマッチとなった。前回準優勝のロシアは、序盤から相手を圧倒。前半の3-0からスコアは膠着したものの、終盤にゴールラッシュで9-0と突き放した。イワン・チシュカラがハットトリックを達成するなど、今大会も順調な仕上がりを見せた。

開催国の現地サポーターが見守るなか、リトアニアvsベネズエラは白熱した展開となった。3分、ベネズエラのカルロス・サンスが右サイドから血を這うようなミドルをファーへ突き刺して先制するが、対するリトアニアも、7分に、カウンターからジャスティナス・ザグルスカスが決めて1-1に追いついた。

第2ピリオドに入っても、一進一退の攻防が繰り広げられていたが、残り2分25秒、CKからのサインプレーで、ベネズエラのアルフレド・ビダルが味方の落しに合わせ、ダイレクトで右足を振り抜き勝ち越し。終盤、リトアニアのパワープレーを受けながらも1点を守り抜いたベネズエラが激戦を制した。

ウズベキスタンvsグアテマラも壮絶な一戦となった。ビハインドを追ったウズベキスタンが終盤に4-4に追いついたものの、終了間際に勝ち越しに成功したグアテマラが4-5で初戦を物にした。ウズベキスタンのイークティア・ロピエブはハットトリックを達成したものの、あと一歩のところで勝ち点を逃した。

そのほか、カザフスタンvsコスタリカはティナンが2ゴールを決め、カザフスタンが6-1で勝利を収めた。

初日から各地で激戦が繰り広げられたが、2日目も好カードがそろう。試合を生中継するJ SPORTSで相根澄氏が解説を務めるベトナムvsブラジルのほか、モロッコvsソロモン諸島、パナマvsチェコ、タイvsポルトガルが行われる。特にタイとポルトガルの一戦は、現在、名古屋オーシャンズでプレーしているスパウット・トゥエンクラーンを擁すタイと、世界最高の選手と呼ばれてきたリカルジーニョを擁す欧州王者・ポルトガルの対決。日本人にもゆかりのある対戦だけに、注目が集まる試合だ。

いよいよ幕を開けたW杯。日本は14日(日本時間15日2時)、アンゴラ戦で初戦を迎える。

日本代表&W杯特集

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