原英莉花をメジャー連勝へと導いた“闘争心” アスリートにとってのメンタルとは【記者の目】(No.163259) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 原英莉花 -10 2 古江彩佳 -8 3 西村優菜 -6 上田桃子 -6 渋野日向子 -6 6 笹生優花 -4 蛭田みな美 -4 比嘉真美子 -4 三ヶ島かな -4 10 李知姫 -2 順位の続きを見る
アスリート・原英莉花の闘争心がメジャー2勝目を呼び込んだ(撮影:岩本芳弘)
原英莉花の優勝で幕を閉じた、2020年の国内女子ツアー最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」。10月の「日本女子オープン」に続く公式戦2連勝を挙げた21歳が、“メジャー女”襲名を印象づけた。
その前週に行われた「大王製紙エリエールレディス」を右ヒザ痛で途中棄権。体調面には不安も残していた。さらに優勝後に「ショットは信頼できなかった」と話していたように、ゴルフ面でも決して本調子とはいえなかった。そんな状況で、原はなぜビッグタイトルを手にできたのか?
その要因について優勝会見で聞かれた時の答えが、“ガッツあふれる”とか“強気の”といった形容詞がしっくりくる原らしいものだった。
「(2人1組の)2サムでプレーすると、自分は本当に勝負が好きなんだなと思います。ショットどうこうではなく、目の前にいる相手と戦って『ここでボギーを打ってられない』と思えたし、普段入らないようなパットも気持ちでねじ伏せた感じはします。今週は本当にショットが悪かったし、普段だったら心が折れていたと思う。でも、それ(2サム)がビシッときました」
この最終戦は、精鋭が出場するため人数も少なく2人1組でのラウンドが通例となっている。そして日本女子オープンも決勝ラウンドの2日間は2サムで行われる。ここに“共通点”が浮かんでくる。ちなみに初メジャー制覇のときは、2日間とも小祝さくらとプレー。3日目にその同級生から首位の座を奪い、最終日に逃げ切った。
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