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「ついに戻ってきた」吉田麻也の復帰を伊専門メディアが報道!来月5日にスタメン復帰濃厚で、日本代表にも吉報!?

戦列を離れていた吉田がチームに合流し練習を再開していると専門メディアが伝える。(C)Getty Images
セリエAのサンプドリアに所属する吉田麻也が、ようやく戦線に舞い戻るようだ。

イタリアで2年目を迎えた33歳は、開幕から12戦連続フル出場を含む18試合に出場。好調を維持していたものの、現地時間1月6日のカリアリ戦(セリエA20節)で右太ももを痛めて離脱を余儀なくされていた。

頼もしきベテランCBの復帰は、クラブにとっても何よりの朗報だ。日夜、サンプドリアの情報を発信している伊専門サイト『Club Doria 46』は、「アタランタ対サンプドリア戦に向けて、ヨシダのメンバー入りはあるか?」と銘打った特集記事内で、「マヤ・ヨシダは、サンプドリアの練習に完全復帰している」と全体練習への合流を伝えた。

そして同メディアは、「ついにサンプドリアとマルコ・ジャンパウロのもとに戻ってきたこの日本人はグループでの活動を行ない、ディフェンスの中央のポジション確保の準備を進めている」と近況を記し、「ヨシダが試合に復帰した際には、オマール・コリーとのペアで先発になる可能性が高い」と離脱前と変わらない起用法となることを示唆した。

一方で「2月28日のアタランタ戦に招集されるだろうが、先発メンバーとして出場することはないだろう」と今節でのスタメンは無いと予想もする。その理由として、対戦相手のアタランタが現在5位とチーム力でも格上である点や、2月19日のエンポリ戦でセンターバックとして、コリーとアレックス・フェラーリによるコンビで勝利を収めたことにも触れ、「ジャン・パウロはマヤの完全回復を図るため、ベルガモ(アタランタのホーム)でもこの2人が先発することになりそうだ」と見解を示した。
それでも「すでにチームメイトとともにフルトレーニングを再開し、28日のアタランタ戦には招集される方向で進んでおり、それがピッチに戻る前の最後の一歩になるのだろう」と期待を寄せる同メディアは、「すくなくとも来月のウディネーゼ戦で先発メンバーに復帰する可能性が出てきている」と先発復帰時期を予測した。

サンプドリアは吉田の欠場の間、連敗を喫したため、現在は降格圏が迫る苦しい状況が続いている。また、来月下旬には大詰めを迎えたワールドカップ・アジア最終予選も行なわれる。クラブ、日本代表といずれも、彼のプレーが必要とされているのは間違いない。激しい競い合いで身体を張り続ける、頼もしきCBの本格復帰が待たれる。

構成●THEDIGEST編集部

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