パグンサン、驚異の11本V。1Wと3Wは「真っすぐいけばいいから距離は分からない」【勝者のギア】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 J・パグンサン -17 2 永野竜太郎 -14 3 大岩龍一 -12 宮本勝昌 -12 5 塚田陽亮 -11 池田勇太 -11 大槻智春 -11 8 比嘉一貴 -10 D・ペリー -10 10 R・ガンジー -9 順位の続きを見る
異例のクラブ11本で優勝!(撮影:ALBA)
<〜全英への道〜ミズノオープン 最終日◇30日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7349ヤード・パー72>
国内男子ツアー「〜全英への道〜[全英切符をつかんだパグンサンと永野竜太郎【写真】]()
パグンサンは通常と異なり3、4、6、8Iを抜いていた。「歳をとっていくばかりだから、少しでも楽にプレーしたくて」と笑ったが、「このコースでは低い弾道が重要だから、その中で距離を出すことが大事。イメージを作って、初日からこれでいこうと決めていた」と、緻密な計算で選んだ11本、さらにセルフプレーを選択し乗り込んでいた。
セルフプレーの際は電動カートも使えるが、「自分で担いだ方が移動がラク」と効率重視のたくましい43歳。最終日は出だし3ホールで2ボギーと気持ちが折れかけたが、「残り15ホールもある。集中すればチャンスはまだある」。そう自分自身に言い聞かせ、ひとりごとをつぶやきながらバッグを担いで小走りでプレー。その直後に転機はやってきた。
4番パー4でパーオンに失敗するもパーセーブ。6番でようやく最初のバーディが来ると、「これがターニングポイントだった」と、人が変わったようにここから6バーディの猛チャージ。後続を引き離していき、上がってみれば3打差をつけての圧勝だった。
気になる番手ごとの距離を聞かれ、1Wと3Wは「真っすぐいけばいいから分からない」と笑う。「3Uは220y」と言うが、6番ホールの2打目では254yをこの番手で打っていた。
5Iは200〜205y、7Iが185y、9Iは155yだが「風によっては160〜165y」とのこと。PWは140〜145yで、50°が最大130y、52°は最大115y〜90yで、58°は最大95y。少ない番手で絶妙に距離をコントロールしていた。
【ジュビック・パグンサンの優勝ギア】
1W:キャロウェイEPIC SPEED プロト(9°Tour AD XC-5X 46インチ)
3W:キャロウェイROGUE(13.5°Tour AD MT-5X)
3U:キャロウェイROGUE(19°Tour AD HY-75)
5I,7I,9I,PW:[APEX]() PRO(2021年モデル)
AW:キャロウェイJAWS(50,52°)
SW:キャロウェイMD4(58°)
PT:スコッティ・キャメロン ファントムX T11 プロト
BALL:タイトリストPro V1x
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