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「念願のアメリカツアー…楽しみ」 渋野日向子が待ちに待った“デビュー戦”へ決意 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

シンガポールでも笑顔いっぱい 渋野日向子の米ツアー生活が開幕する(撮影:GettyImages)

HSBC女子世界選手権 事前情報◇2日◇セントーサGCタンジョンC(シンガポール)◇6718ヤード・パー72>

いよいよ米国ツアーの正式メンバーとして第一歩を踏み出す。今季初戦をシンガポールで迎える渋野日向子が、あす3日の開幕を前に大会を中継するWOWOWのインタビューに応じた。「やっと開幕できる。楽しみな気持ちが多い」という声は明るい。

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昨年末に米アラバマ州で行われた最終予選会(Qシリーズ)を20位で通過。この冬は米国で戦うための力をつけてきた。「体力強化もしましたし、ゴルフではグリーン周りのウェッジの精度をしっかり練習してきました」。日本とは比にならないほどの移動距離と、まったく異なる芝質。それらに対応するための準備を進めた。

昨年はスイング改造に費やす一年になった。春先はなかなか結果につながらなかったが、それでも徐々に磨きをかけ、結果的に国内ツアー2勝、さらに米ツアー予選会突破を実現した。オフも「特に変えたことはないです」とブラッシュアップすることに専念。「理想にまだ近づいていない。スイングに特化したトレーニングもしながら、力強く振れるようやっているけど、まだまだですね」というが、裏を返せば伸びる余地の大きさを感じているということにもなる。

本格デビュー戦の舞台となるセントーサGCには、昨年苦しめられた。予選落ちこそない大会だが、4日間トータル11オーバーで最下位と悔しい思いをした場所だ。ただ昨年大会がスタートした4月末といえば、スイング改造でいうと序盤の時期。「その時よりは自分らしいゴルフができると思う」と、そのイメージを引きずる必要はない。「グリーンは難しいし、距離も長い。どれだけピンと同じ段に乗せられるかが重要」と慎重にラウンドする。

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