総合力ナンバー1の大槻智春 欧州ツアーを見据えて決断した“クラブ契約フリー” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 上井邦裕 -6 杉山知靖 -6 3 香妻陣一朗 -5 S・ハン -5 片岡尚之 -5 岩崎亜久竜 -5 7 河本力 -4 8 宮本勝昌 -3 谷原秀人 -3 チョ・ミンギュ -3 順位の続きを見る
大槻智春が新たな決断を下した(撮影:上山敬太)
<東建ホームメイトカップ 事前情報◇30日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県
)◇7062ヤード・パー71>
9部門のスタッツデータをそのままポイント化して、選手の総合力を測る「メルセデス・ベンツ トータルポイント」。昨季、過去最高のポイントで1位になった大槻智春は、2位が4回、3位が2回と何度も優勝争いに加わったが、通算2勝目を手にすることはできなかった。新シーズンを迎えて、クラブ契約フリーとなってティイングエリアに立つ。
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未勝利に終わった昨季を振り返ると「チャンスにつけても、ほとんどパッティングが入らなかった」という。平均パット数を見るとランキングは16位(平均1.7563)と決して悪くないが、他の選手よりも多くチャンスについているため、パットが入っていないと感じやすい。また、優勝争いの大事な場面で決めきれなかったという。
「優勝は難しいですよね。何をどうすれば勝てるのか、考えてはいますけどなかなか答えが見つからないです」。優勝する下地は十分できているが、その優勝をつかみ取るためには何かを変える必要があった。その一つが、クラブ契約を結ばないことだった。
2010年にプロ転向後、クラブ契約をしないのは初めて。「違うメーカーのパターを使ってみたかったですし、ドライバーもそうです。すごくいいモノで4年使っていますが、(フェースにヒビが入ったり)何かがあった時に怖いですよね。他メーカーのクラブを打ったことがなかったので、自分に合っていいモノがあれば使ってみたいと思いました」。パターは[オデッセイ]()をテストしているが、エースドライバーのピン『G400 MAX』をはじめ、大きくクラブセッティングは変わらない。将来的なことも考えての決断だ。
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