イニエスタ、マー君に並ぶ選手に! “楽天”稲見萌寧が示した責任感「いいプレッシャーになる」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
女王は『Rakuten』のロゴが目立つような活躍を誓った(撮影:福田文平)
22日(火)、楽天グループ株式会社との所属契約締結が発表された昨季賞金女王の稲見萌寧。同日には同社の三木谷浩史代表取締役会長兼社長とともに都内ホテルで開かれた会見に出席し、“所属選手”としての意気込みを語った。
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この日が初お披露目となった、前面に『Rakuten』のロゴが入ったキャップを三木谷氏から手渡されると、女王はニッコリと笑顔を見せる。「世界的なトップアスリートの方たちを支援されている企業なので、私が迎え入れてもらえたのは栄誉なこと」と、当然ながらそのよろこびは大きい。だが同時に、責任感も増す契約となった。
「一番最初に思ったことは、スポーツ界だけでなくさまざまな場面で有名な企業」と、同社の印象を語った稲見。それだけでなくアスリートとしても、「(アンドレス・)イニエスタさん、マー君さん(田中将大)など素晴らしい選手と比べると、私は名前が低くなる。恥じないように頑張りたいという、いいプレッシャーになります」と背筋が伸びる。賞金女王だけではなく、昨年の東京五輪で銀を獲得したメダリストも、同社が運営するサッカー・Jリーグの『ヴィッセル神戸』、プロ野球の『東北楽天ゴールデンイーグルス』に所属するビッグネーム2人の名前には恐縮しきりだ。
同社にとって稲見は、ゴルフ界では初めての所属選手。昨年4月にスポンサー契約を結び支援してきたが、今回の契約でまさに看板アスリートの一人となる。三木谷氏が「成績もさることながら、ゴルフへの取り組み姿勢に感銘を受けている。人格も含め、(所属に)ふさわしい選手と社内で満場一致で決まった」と語るように、その期待は大きい。
そして稲見も「楽しくプレーして、楽天のロゴがしっかり見えるように頑張りたい」と、これに応える活躍を誓った。「今年の目標はまずは1勝。それを達成し次の1勝を目指す。昨シーズンより、というと厳しいかもしれないけど、いい成績を残したい」。同じ“楽天ファミリー”の世界的スターの姿も手本に、それに負けないような選手を目指していく。
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