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日本で故意にOBを打ち問題に 全英制覇にあと1歩に迫ったブライアン・ワッツ【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

きょう56歳になったブライアン・ワッツだが、現在は競技には出ていない(撮影:GettyImages)

1990年代に国内男子ツアーで12勝を挙げたブライアン・ワッツ(米国)が、きょう3月18日に56歳となった。

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カナダのモントリオール生まれで、ゴルフは9歳から。大学はアメリカのオクラホマ州立大で、大学在学中の1986年、87年にオールアメリカン、87年には全米学生選手権のタイトルも獲得している。

プロ転向後は活躍の場を求めてアジアンツアーへ。93年のアジアンツアー総合優勝により日本ツアーに参戦すると、94年は年間5勝を挙げる活躍を見せた。しかし、98年の「フジサンケイクラシック」2日目の13番で、グリーン至近距離からわざと左の海の方向に向かってショットして故意にOBを打ち問題に。日本ゴルフ協会は直ちに、「ゴルフの理念に反する行為」として、「日本オープン」出場を取り消した。

再び注目を集めたのが、98年7月の「全英オープン」だった。初日に2アンダー「68」で好発進すると、2日目に単独トップに立ち、3日目も首位をキープ。最終的にマーク・オメーラ(米国)とのプレーオフに敗れ2位となったが、その名を広めるとともに日本ツアーのレベルの高さも示す結果となった。

99年からは念願の米国男子ツアーを主戦場にプレーしたが、持病の腰痛が悪化するなどして思うようなプレーができず、05年が最後のシーズンとなった。09年には、戦う場を求め日本ツアーのQTに挑戦するもサードで敗退している。

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