【トルクの部分制御】で8年ぶりのブランドチェンジ。フジクラ『SPEEDER NX』、9月16日デビュー
フジクラ『SPEEDER NX』(税込44,000円、9月16日発売)
フジクラから新商品発売の連絡が届いた。
「藤倉コンポジット株式会社は2014 年の発売以来、国内女子ツアーでの高い使用率を誇り、多くのゴルファーから定評のある『Speeder EVOLUTION』シリーズのラインナップを大幅にリニューアル、新たなシャフトブランド『SPEEDER NX』として9月16日に発売します。2014年に誕生した『Speeder EVOLUTION』シリーズは、超高弾性炭素繊維平織シート【70t カーボンクロス】やマルチフーププライ積層設計、【MCT】など、フジクラが誇る最新の技術と先進的な素材でヘッドに最適な剛性設計を採り入れ、累計出荷数110 万本を超えるヒットモデルとなりました。
約8年の時を経て登場する新ブランド『SPEEDER NX』は、[▶▶▶フジクラの新作『スピーダーNX』を激写! 永峰咲希の第一印象は【やさしいベンタス】]()
キーテクノロジー【VTC】とは、「Variable Torque Core」の頭文字を取っている。従来の「トルク」とは、シャフト全長の数字を表すものだったが、同社は今回、先端と手元のトルクを部分的に締めることで、振りやすい中調子でありながら、高初速・高弾道の両立を実現。
背景にあるのは、動作解析【enso】で得られたゴルファーのスイング・シャフトの動き・弾道などの膨大なサンプルだ。一般にどのシャフトメーカーも剛性分布を設計するが、【enso】のビッグデータから、トルクを部分最適制御するシミュレーションを経て、「同じ中調子でも、先端と手元のトルクを締めると、ヘッドがアッパーに動きやすくつかまる」ことが分かったそう。
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言い換えると、従来の全てのシャフトが、同社の【最適トルク制御技術】によって、「弾道の目的に応じて再設計される」ことを意味している。皮切りとなる第一弾は、誰にとっても振りやすいクセのない中調子から。3次元設計がもたらす高打ち出し・高初速・つかまりは、誰にでも体感できるもの。事実、女子ツアーでは急速に他のシャフトからスイッチが進んでいる。
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