銀メダリスト・稲見萌寧は2差2位タイで週末も…「ショットの不信感は消えていない」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 全美貞 -11 2 藤田さいき -9 稲見萌寧 -9 4 勝みなみ -8 鶴岡果恋 -8 6 山下美夢有 -7 7 金田久美子 -6 阿部未悠 -6 山路晶 -6 工藤遥加 -6 順位の続きを見る
稲見萌寧が涼しい顔で猛チャージ!(撮影:村上航)
<ニトリレディス 2日目◇27日◇小樽カントリー倶楽部(北海道)◇6775ヤード・パー72/パー73>
「苦手意識のあるコース」でも稲見萌寧には関係ない。2日目に7バーディ・1ボギーとスコアを6つ伸ばしてトータル9アンダー。首位の全美貞(韓国)と2打差の2位タイまで順位を上げた。
前半だけで3つ伸ばした稲見は、折り返しての10番で1つ落としたものの、13番からの3連続バーディで息を吹き返す。この日はパー4となった16番のバーディパットはわずかに決まらなかったが楽々パー。さらに次の17番でも1つ伸ばしてホールアウト。優勝の見える位置で週末へと向かう。
「スコアは本当によかった」とうなずくが、すぐさま「内容もそこまで悪くなかったですが、ショットの不信感は消えてない」とまだまだ調子は上がっていない様子。左に行く球がまだ消えず、「それを嫌がって右に出たり。両方出ています。この二日間結果的に何とかなってるけど、練習場では悩みながらやっている」と納得できる仕上がりはまだまだ先。
とはいえ、開幕前に「何が苦手なのかというのはわからないんですけど、芝の感じとかコースから圧を感じてしまいます」と話していた舞台で好位置につけている。前週は最終日に大崩れして優勝を逃したが、「引きずっても仕方ないですし、今週は苦手意識があるので『頑張らないと』という気持ちが(悔しさよりも)勝っている」と切り替えもできている。今季7勝目、そして東京五輪での銀メダル獲得以降最初の優勝へ。ここからショットの調子を上げていきたい。
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