アン・ソンジュ「夏の芝と秋の芝でウェッジはちょっと変わる」入れ替えたミズノ『S18』の58°が奏功!
優勝セッティング。先週の惜敗から、ウェッジに対策が行われていました!
<NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 最終日◇21日◇マスターズゴルフ倶楽部・兵庫県(6,528ヤード・パー72)>
国内女子ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」最終日が行われ、アン・ソンジュ(韓国)がトータル12アンダーで優勝。今季5勝目、通算28勝目を挙げた。2日目に今季6つめのドライバーヘッドに替え、最終日まで完走することになった。
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2位はトータル10アンダーのキム・ハヌル。3位に9アンダーの安田彩乃が続いた。終盤まで優勝争いを繰り広げた松田は8アンダーの4位タイ。原英莉花も今大会の結果で賞金900万円を上積みし、通算2900万円弱(ランク53位→37位に大幅ジャンプ)に乗せ、来季の賞金シードを手中におさめた形。
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2位に5打差をつける独走で最終日を迎えたアンだったが、9番でダブルボギーを喫するなど前半4つスコアを落とし、後続に迫られる展開となった。しかし後半2ストローク盛り返すと、2位で追いかけながらも16番ボギー、17番でダボを喫した松田鈴英や、この日3つスコアを伸ばしたキム・ハヌル(韓国)らが及ばず。逃げ切りで、今年の「ニトリレディス」に続くシーズン5勝目を手にし、ホールアウト後には涙を流した。
先週は成田美寿々に惜敗を喫し、58°のSWを[アン・ソンジュ]())
「先週負けてそこに課題があったから替えようというのも正直ありました。先週は58°が自分の感じで打てなくて、思ったよりボールがいかなくて。それで今週替えてみたけど、今週のゴルフ場にはミズノが合ってると思います。夏の芝と秋の芝はちょっと変わるのかなと思うので」
いつものアンらしくはなく、4日間のパーオンは72ホール中50回にとどまった。だが、転ばぬ先の杖を準備していたアン。守りのゴルフをする上でも準備に抜かりはなかった。
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