「オオタニは次元が違う!」次々と偉業を成し遂げる大谷翔平に韓国メディアも惚れ惚れ「韓国人選手は一人も…」<2021百選>
2021年のスポーツ界における印象的なシーンを『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、日米だけでなく世界が注目する大谷翔平をピックアップ。歴史的なパフォーマンスを続ける大谷に韓国メディアからも称賛の声があふれた。
記事初掲載:2021年7月6日
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27歳のサムライ戦士に熱視線が注がれている。
現地時間7月4日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたボルティモア・オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席に日本人シーズン最多記録に並ぶ31号を放った。
強烈なインパクトを残した。3回1死無塁、カウント2-2と追い込まれた大谷だったが、対峙した相手先発トーマス・エンシェルマンが投じたインローへのスライダーを巧みにかち上げる。すると、高々と舞い上がった打球は、あっという間にセンターバックスクリーン後方に着弾した。
ここ7試合で7発目、それも記録した安打は全てがホームランという“量産体制”だ。同日には、MLB史上初めてとなる二刀流(投手と打者)でのオールスター選出も決定し、大谷を取り巻くフィーバーぶりは、ますます増している。
まさに歴史的なパフォーマンスを続けているサムライ戦士は、韓国メディアの垂涎の的ともなっている。韓国の日刊紙『The Hankyoreh』は、「唯我独尊。ショウヘイ・オオタニという野球の天才は、他とは次元が違い、もはや説明する言葉がない」と絶賛する。
「メジャーリーグのオールスターにおいて投手と打者で選ばれたのは、オオタニが史上初めてだ。あのベーブ・ルースでさえ、打者としてしかオールスターには参加した経験がないのだ」
続けざまに「韓国人選手は一人も選ばれなかった」と皮肉った同紙は、先述のオリオールズ戦で松井秀喜の持っていた日本人シーズン最多本塁打記録に並んだ点については、「もうアジアのナンバー1は目前に見えている」と期待を込めた。
「打者としてのオオタニは、元読売ジャイアンツの4番であるマツイの持っていたアジア人最多の本塁打記録に並んだ。もはや単独トップに立つのは時間の問題である。オールスターでアメリカン・リーグを率いるケビン・キャッシュ監督(レイズ)が、『こんなことは今までなかった。彼はマウンドにも立つだろう』と言うように、本当に歴史的な選手だ。この先、オオタニには、野球ファンだけでなく、一般の人々ですら関心を示すようになるだろう」
はたして、怒涛の快進撃はどこまで続くのか。大谷翔平の一挙手一投足には、日米のみならず、世界が刮目している。
構成●THE DIGEST編集部
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