攻撃陣を牽引する役割を担う久保建英は北中米W杯の主役になれるのか

久保建英(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
北中米W杯に臨む26人の日本代表メンバーも発表され、いよいよ日本中で「W杯ムード」が高まってきた。

主力として活躍が期待されていた南野拓実や三笘薫が怪我によって落選となったことで、右シャドーを務める久保建英に懸かる期待はより高まってきている。

久保建英は「活かし活かされるプレー」が可能な日本代表でこそ輝く

久保建英は欧州のサッカーシーンでは「右WG」の選手として知られているが、実際にはトップ下やシャドーといった中央寄りのポジションこそ最もその能力が活きる選手だ。

日本代表として得点やアシストを量産している実績と実際のプレーを見れば、その適性が真ん中よりのポジションであることがわかる。

司令塔として周りを「活かすプレー」もできるが、日本代表では鎌田大地や上田綺世、堂安律など久保の特徴を深く理解している選手も多く、「活かされるプレー」ができるのも大きい。

前回のW杯(カタールW杯)では、2試合に先発出場したもののいずれも前半のみでベンチに下がっており、決勝トーナメント1回戦では体調不良によりベンチ外となってしまった。

人一倍負けん気の強い久保にとってその悔しさは計り知れないほど大きかったことだろう。

今季はハムストリングの負傷により2か月以上離脱するなど肝を冷やしたが、すでに復帰しておりコンディションも徐々に上がってきている。

日本代表の初戦が6月14日であることを踏まえれば、かなりベストコンディションに近い状態でプレーできるはずだ。

久保と並ぶ日本代表のアイコン的な存在であった三笘薫が不在である今回の北中米W杯では、久保が攻撃の中心として牽引していかなければならない。

史上初となるベスト8進出を果たすためには、グループステージから久保がチャンスメイクだけでなく、得点やアシストのどちらかを毎試合記録するくらいの活躍が必須だといるだろう。

6月4日に25歳になる久保は、テクニックを磨き十分な経験を積んできており、そんな実績を実現することも可能なはずだ。

久保建英は北中米W杯の主役の1人になれるのか、そのプレーに注目だ。