
写真:ヴィニシウス(ロイター/アフロ)
5月10日、ラ・リーガ第35節「バルセロナ対レアル・マドリード」の一戦がバルセロナのホームであるカンプ・ノウで行われ、2-0でバルセロナが勝利した。
この結果、バルセロナは2シーズン連続となる優勝を果たした。
クラシコに敗れ目の前でライバルの優勝を見届けることになったレアル・マドリードは2季連続となる無冠が決定した。
チームとして崩壊しつつあるレアル・マドリード
レアルのアルベロア監督は、バルセロナ戦後に「レアル・マドリードは必ず復活する」とコメントを残したが、その可能性は現時点ではかなり低いと言わざるをえない。
選手全員に献身的な守備が求められる現代サッカーだが、今季のレアルは逆行ともいえるチーム編成で戦い続けた。
エムバペ、ヴィニシウスという世界屈指の攻撃力を誇る選手が共存する形となっているが、彼らは相手ボールになった際にプレスをかけないケースが非常に多い。
過去にもメッシなどある程度守備時のプレスを免除されてきた選手はいるが、同じチームで2人そのようなタイプの選手がピッチに立つことはこれまでのサッカー界ではなかった。
前監督のシャビ・アロンソはこの問題を解決しようと試みたが、選手からの反乱によって退任へと追いやられた。
後任のアルベロア監督は再びエムバペとヴィニシウスの共存へと舵を切ったわけだが、結果的に見れば「2季連続無冠」と失敗に終わったといえる。
さらに、バルベルデとチュアメニが練習中にケンカ騒ぎを起こし、バルベルデが全治10日~2週間程度の怪我を負うといった問題も発生している。
昨季まではキャプテンシーのあるモドリッチが在籍しており、このような問題が発生した際にもチームをまとめることができたが、今季はそのような強いキャプテンシーを持った選手がいない。
つまり、レアル・マドリードは「チームとして崩壊しつつある」わけだ。
このままの流れでは、3季連続無冠となる可能性も高いといえるだろう。
悪い流れを断ち切るためには、チームに悪影響を及ぼしている選手を切るか、圧倒的な存在感のある新監督を招聘する(もしくはどちらも)ことが必要となる。
現在ベンフィカを率いているジョゼ・モウリーニョ監督を招聘するのではないかとスペイン紙『マルカ』などで報道されているが、もしもモウリーニョが本当にレアル・マドリードの指揮官の座に戻る様なことになれば、再び「強いレアル」を見られるかもしれない。
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