注目の判断ポイント、コンディション面で不安の残る冨安健洋を北中米W杯メンバーに選出すべきか否か

冨安健洋,サッカー

写真:冨安健洋(PA Images/アフロ)
北中米W杯に臨むサッカー日本代表メンバーが5月15日に発表される。

選手としての実力だけでなく怪我やコンディション状態なども重要となるため、どのようなメンバーとなるか予想が難しい。

日本サッカー史上最高のDFと称される冨安健洋(アヤックス)も当落線上の選手の1人だといえるだろう。

コンディション面で不安の残る冨安健洋、W杯メンバー選出可否は難しい判断に

トップコンディションであれば間違いなく日本代表のDFリーダーとしてプレーすることになる冨安健洋だが、5月3日に行われたPSV戦でも出場機会がなくコンディション面が不安視されている。

移籍後スタメンで出場した試合はわずか2試合のみであり、W杯で本当に日本代表の戦力となるかの判断は難しいといえる。

代表メンバーの発表までの残り試合は1試合(5月10日のユトレヒト戦)のみであるため、この試合に冨安が出場するかどうかは注目ポイントとなる。

冨安健洋は北中米W杯メンバーに選出すべきなのか。

個人としての実力はもちろん、冨安のユーティリティ性はW杯のような大会では重宝される。

3バックのどこでもプレーできるだけでなく、左WBでもプレー可能だ。(右WBも出場すれば一定以上のクオリティでプレできるだろう)

大会期間中に怪我人や累積警告による出場停止といったトラブルが起こったとしても、冨安がメンバー入りしていればレベルを落とさずにやりくりできる。

だたし、これは「冨安自身のコンディションが良い状態であること」が前提となる。

長期離脱から脱しアヤックスで実戦復帰したものの、復帰後90分フルで出場したことはなく、いつ怪我の再発が起こるかわからない状態であるため26人の枠の1つを使うのはリスキーではある。

左CBは伊藤洋輝と鈴木淳之介の2人がおり、完全復帰とはなっていないが高さのある町田浩樹という選択肢もある。

伊藤や鈴木は左WBもこなせるため、仮に冨安が選出されなかったとしても層が薄いと感じることはないだろう。

ただし、オランダや決勝トーナメントで対戦する可能性のあるブラジル、モロッコといった強豪国を撃破するためには、トップコンディションの冨安が必要不可欠であるのは間違いない。

メンバー発表は5月15日だが、日本代表の初戦が6月15日であることを踏まえれば、冨安を選出し時間をかけてコンディションを高めていくという選択肢も「あり」だといえるだろう。

果たして森保監督は冨安を北中米W杯に連れていくのか、注目だ。