佐野海舟はアンカー的なボランチがベストなのか?北中米W杯のキーマンの起用法に注目

佐野海舟(写真:SportsPressJP/アフロ)

佐野海舟(写真:SportsPressJP/アフロ)
世界最大のスポーツイベントである「サッカーW杯」がいよいよ近づいてきている。

カナダとアメリカ、メキシコの3か国で行われる北中米W杯は従来の32か国の参加から48か国に増加となり、決勝トーナメントもラウンド16だったが、ラウンド32からに変更となる。

史上初となるベスト8以上を目指す日本代表だが、キャプテンの遠藤航や久保建英、三笘薫など主力の多くが怪我で長期離脱しており、堂安律など不調に陥っている選手も増えている。

そんな中、主力選手で唯一好調を維持しているのがマインツに所属している佐野海舟だ。

北中米W杯のキーマンである佐野海舟の起用ポジションは6番?それとも8番?

佐野海舟は昨季に引き続きマインツでフル稼働を続けており、デュエルや走行距離といった部門で常にトップ3に入るなどブンデスを代表するボランチに成長した。

そんな佐野は「遠藤の後継者」と呼ばれるほど守備的な選手というイメージがある。

実際にマインツではアンカー的なワンボランチとしてプレーしている。

しかし、佐野は守備的な能力が高いだけでなく、ボールを奪った後のドリブルによる縦への推進力も兼ね備えており、パスセンスや足元のテクニックにも秀でている。

つまり、アンカーに近いプレーとなる6番のポジションよりも、3~5メートルほど前にポジションを取る8番のようなポジションが最も輝くのではないか。

鎌田大地と組む際には8番のポジションよりもやや後ろ目(とはいえ6番よりは前目のポジション)になるが、守田英正や遠藤航らと組む際には8番的なポジションで中盤を縦横無尽に動き回ることでその能力を存分に活かせるだろう。

ネガティブな点としては、低い位置でビルドアップをする際に時折り雑なパスをしてしまうことがあるため、そういった意味でもアンカー的なポジションではない方が良いといえる。

もはや日本代表で最も重要なピースとなっている佐野だけに、森保監督がどのようなポジションでプレーさせるのかによってチーム全体が変化することになる。

まずは3月シリーズ(スコットランド戦とイングランド戦)で佐野の立ち位置がどこなのか注目だ。