ハムストリング負傷からの復帰を目指す久保建英、日本代表3月シリーズ回避→国王杯決勝に照準がベストか

写真:ムツ・カワモリ/アフロ

久保建英(写真:ムツ・カワモリ/アフロ)
1月18日に行われたラ・リーガ第20節のバルセロナ戦でハムストリングを痛め長期離脱となっていたレアル・ソシエダの久保建英だが、ボールを使った練習を行うなど確実に復帰が近づいてきている。

再発のリスクのあるハムストリングだけに3月シリーズ回避がベストか

ハムストリングの負傷はサッカーで非常に多い怪我となるが、厄介なのはその「再発率の高さ」だ。

20~30%と言われている箇所だけに、復帰を焦るのは良い判断とは言えない。

特に北中米W杯を控えた時期だけに、久保は慎重に復帰すべきだといえるだろう。

なかなか思うような結果が出せていないゆえに久保本人が復帰を焦ってしまう可能性が考えられたが、今のところそうした心配はしなくても良さそうだ。

マタラッツォ監督はアトレティコ・マドリード戦の前日会見で「良い感じで前進している。来週には明確な復帰時期が言えるだろう」とコメントしている。

3月20日に行われるラ・リーガ第29節(ビジャレアル戦)でインターナショナルウィークに入ることを踏まえれば、その試合に後半から15分~20分ほど出場するか、4月5日の第30節(レバンテ戦)で復帰する流れがスタンダードな選択肢となるだろう。

ただし、日本代表に招集され3月シリーズ(スコットランド戦、イングランド戦)に出場するとなると、ソシエダ側から反感を買ってしまう。

怪我人が続出している日本代表としてはプレー可能であれば久保に出場してもらうことはありがたいが、再発率が高い部位でありクラブ側との関係悪化も懸念されるため回避するべきかもしれない。

4月5日のレバンテ戦と12日のアラベス戦に出場しコンディションを上げていき、4月18日に行われるビッグゲーム「国王杯決勝」のアトレティコ・マドリード戦に臨む流れがベストだろう。

ソシエダはシーズン中盤まで負けが続きEL出場権獲得が期待できない順位だったが、監督交代後持ち直し現在は8位まで順位を上げてきている。

完全復活した久保がチームに加われば、出場権獲得の可能性も高まるはずだ。

「終わり良ければすべて良し」

久保の復帰後のプレーに注目だ。