
写真:田中碧(picture alliance/アフロ)
日本代表MF田中碧(リーズ)が苦境に立たされている。
2月28日に行われたプレミアリーグ第28節のマンチェスター・シティ戦でベンチスタートとなった田中は、後半になっても出番なく試合終了のホイッスルをベンチで聞くこととなった。
リーグ戦では12月14日を最後に2か月半以上もスタメン出場がなく、出番が激減している。(1月31日の24節アーセナル戦からは出場自体なし)
このままの状況が続けば北中米W杯に向けた日本代表選考にも影響しかねないだろう。
クラブでの序列低下は日本代表の序列にも影響する可能性あり
リーズの一員としてシーズンを過ごしている田中だが、プレミアリーグで2得点、FA杯で1得点を挙げるなどシーズン前半は一定以上の存在感を示せていた。
しかし、シーズン中盤以降は完全にチーム内の序列が下がり、現段階では完全なるベンチメンバーとなっている。
シーズンは残り10試合となるが、このままベンチメンバーとして終えるようなことになれば、間違いなく「失意のシーズン」となるだろう。
そしてリーズでの序列低下は、日本代表としての立場にも影響を及ぼすことになる。
森保監督はこれまでもクラブでコンスタントにプレーできている選手を積極的に起用してきており、3月シリーズから北中米W杯本番についても同様の考えでチームを作っていくはずだ。
日本代表のボランチは、ブンデストップクラスのボランチに成長し序列1番手クラスとなった佐野海舟(マインツ)とプレミアリーグでも確かな存在感を放っている鎌田大地(クリスタルパレス)が軸となることが予想される。
3番手争い(もしくは鎌田がシャドーで出場する場合には2番手争い)は左足首の負傷からの復帰を目指すキャプテンの遠藤航(リヴァプール)とコンディション不良を脱しつつある守田英正(スポルティング)、ブンデスリーガでシーズンを通して良いプレーを見せている藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)、そして田中碧の4人となる。
しかし、佐野の実弟である佐野航大(NECナイメヘン)も急成長を遂げ3月シリーズに招集される可能性があり、クラブで出番がない状況が続けば田中碧の北中米W杯メンバー落選も十分にありえる。
カタールW杯のスペイン戦で得点を決めたように、大舞台で結果を残せるタイプゆえに森保監督がメンバーとして選出する可能性もあるが、序列は高確率で4番手以下となるだろう。
果たして田中はシーズン終盤までに再びリーズで一定以上の出場時間を確保できるのか。
今後の動向に注目だ。
Follow @ssn_supersports




