
上田綺世(写真:ANP Photo/アフロ)
3月1日、エールディヴィジ第25節「トゥエンテ対フェイエノールト」の一戦が行われ、2-0でトゥエンテが勝利した。
この試合にCFとしてスタメン出場した上田綺世(27)は精彩を欠き無得点で62分にベンチに退いた。
フェイエノールトでの100試合目の出場も結果が残せなかった上田は、12月6日のズヴォレ戦で4得点を奪って以来約3か月間得点から遠ざかっている。
精彩欠く上田綺世、日本代表にとっても不安材料に
25節を終え得点ランキングトップを独走している(18得点で2位の13得点トロイ・パロットとミカ・ゴドツに5点差をつけている)上田だが、状態は思った以上に深刻だ。
精神的な面なのかコンディション面なのかは定かではないが、明らかにプレーのキレは落ちている。
上田と言えば動き出しの上手さも特徴の1つだが、年明け以降そのクオリティは低くなっている。
トゥエンテ戦でもポストプレーの上手さは目立ったが、攻撃時の動き出しという意味では以前ほどのキレはなかった。
ただし、フェイエノールトの選手全員の動きが悪く十分なチャンスが作れていないということも関係しているのは確かだろう。
上田の無得点が続いている期間、フェイエノールトは公式戦5勝6敗2分とチーム自体の調子が落ちている。
独力でチャンスを作りフィニッシュまで持っていくタイプではない上田にとっては厳しい状況であるのは間違いないだろう。
上田の不調は北中米W杯ベスト8以上を目指す日本代表にとっても不安材料となる。
バイエルンのケインやバルセロナのレヴァンドフスキ、マンチェスター・シティのハーランドのように、強いチームには高確率で頼れるCFがいるものだ。
日本代表のCFでは唯一ワールドクラスに足を踏み入れている上田だが、このまま不調が続くようならば日本代表のW杯ベスト8進出も難しくなるだろう。
ストライカーの得点はしばしば「ケチャップ」に例えられる。
これは長らく得点が奪えていなくても、1得点がきっかけとなり一気に得点を量産するケースが多いからだ。
まずは1点。
3月8日のNACブレダ戦での上田の得点を期待しよう。
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