
佐野海舟(写真:SportsPressJP/アフロ)
北中米W杯に向けて日本代表選手の多くが「優勝」を公言しており、その強さから見ても目標も「ベスト8」が現実的なラインとなるだろう。
しかし、選手層が厚いことが裏目に出てしまう可能性もある。
対戦相手によって適したフォーメーションやメンバーを選ぶということも重要だが、組み合わせたことによりポジティブな化学反応が起きるようなユニットを出場させることも非常に重要だ。
鎌田大地、佐野海舟、久保建英のユニットに期待
日本代表には同時にピッチに立つことにより好連携が期待できるいくつかのユニットが存在する。
鎌田大地、佐野海舟、久保建英の3人は、まさにそんなユニットの1つであるといえるだろう。
このユニットの強みをいくつか挙げていこう。
1つ目は、「組み合わせに関わらず強みが発揮できること」だろう。
・鎌田大地と佐野海舟のダブルボランチ+シャドー久保建英
・久保建英と鎌田大地のシャドーにボランチの佐野海舟
・トップ下久保建英と鎌田大地と佐野海舟のダブルボランチ
上記のように、どのような組み合わせでも好連携が期待できるわけだ。
2つ目は、「近い距離感でのプレーが得意であること」だ。
久保建英がレアル・ソシエダで苦戦している原因の1つとなっているのは、右WGとしてプレーしている中で周囲からのフォローが少なくなっていることが考えられる。
もちろん久保は独力でのドリブル突破やカットインからのシュートも得意だが、バルセロナの下部組織出身ということもありテンポの良いパス交換をしながらチャンスを作るプレースタイルが最も合っている。
鎌田も日本代表で最もテクニックのある選手の1人であり、佐野もそのデュエルの強さからイメージする人は少ないが、非常にテクニカルな特徴を持っている。
佐野がボールを奪いその推進力で前に運んだ際に久保と鎌田が常に近くにいるケースが増えるため、連携で崩しやすいわけだ。
実際にW杯アジア最終予選の際(インドネシア戦)には、鎌田が「自分や久保にボールが入った時に上手く(佐野が)追い越す動きや良いタイミングで入ってきてくれてすごく良いコンビネーションができた」と明かしている。
北中米W杯で共闘する時間が長くなれば、3人のコンビネーションでチャンスを作るといった場面が数多く観られるかもしれない。
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