“リトルコーノ”の弟・河野光隆さんが83歳で死去 日本プロ2勝の名手

国内通算5勝の河野光隆が83歳で死去(1977年撮影)(撮影:鈴木健夫)

日本プロゴルフ協会(PGA)は25日、国内通算5勝を誇る名手・河野光隆(こうの・みつたか)さんが7月18日午後1時24分に死去したと発表した。83歳だった。

神奈川県出身の河野さんは1963年にプロ入り。1965年の「日本プロ」では陳清波(台湾)、師匠・小野光一と同組で競い、「65」のコースレコードをマーク。当時の公式戦国内最少記録(23歳)で初優勝を果たした。同大会では連覇も達成し、1967年の「読売国際オープン」など国内通算5勝を挙げた。

兄は“リトルコーノ”の愛称で海外でも活躍した故・河野高明さん。自身も“ペッタン”のニックネームでファンに親しまれ、兄とともに男子ゴルフ界を沸かせた。