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戸上隼輔、世界ランク10位との大激戦制して8強入り 日本勢46年ぶりのメダルかけパリ五輪銀と激突<世界卓球2025>

<ITTF世界卓球選手権2025ドーハ大会 日程:5月17~25日 場所:ドーハ(カタール)>

5月22日、世界卓球2025ドーハ大会は大会6日目を迎え、男子シングルス4回戦が行われた。

男子シングルス4回戦では、戸上隼輔(井村屋グループ)が世界ランキング10位のダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)と対戦。試合は第1ゲームから接戦となり、戸上が僅かに先行するも、最後はヨルジッチが逆転でゲームを先取する。しかし、第2ゲームは戸上が終盤で追い上げてゲームを取り返す。

第3ゲームは互いに一点ずつ取り合う一進一退の攻防になるも、ヨルジッチの連続得点により、11-9でヨルジッチが奪取。続く第4ゲームは戸上が序盤にリードを奪うと、強気な攻撃を見せて逃げ切り、勝負はイーブンに。

しかし、勝負の第5ゲームはヨルジッチが戸上を完全に抑え込み、11-1で制して勝利に王手をかける。第6ゲームはヨルジッチが先にマッチポイントを握るも、追いかける戸上が耐えきりデュースへ。そのまま12-10で戸上が奪い、フルゲームへ突入する。

最終ゲームはヨルジッチ先行の展開となるも、戸上の連続得点で追いつき9-9に。その後ヨルジッチが先にマッチポイントを握ったものの、戸上が強気なチキータで攻め立て、12-10で戸上が逆転で奪取。戸上がフルゲームデュースの激闘を制し、見事8強入りを果たした。

準々決勝では、パリ五輪銀メダリストのトルルス・モーレゴード(スウェーデン)と対戦する。勝てば戸上は自身初の世界選手権男子シングルスのメダル獲得となり、日本勢としても1979年大会の小野誠治以来、46年ぶりの男子シングルスでのメダル獲得となる。

22日 日本選手試合結果

男子シングルス4回戦

〇戸上隼輔(井村屋グループ)4-3 ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)
9-11 / 11-9 / 9-11 / 11-4 / 1-11 / 12-10 / 12-10

23日 試合予定

男子シングルス準々決勝

林詩棟(リンシドン・中国)- 梁靖崑(リャンジンクン・中国)

安宰賢(アンジェヒョン・韓国)- ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)

戸上隼輔(井村屋グループ)- トルルス・モーレゴード(スウェーデン)

林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)- 王楚欽(ワンチューチン・中国)

文:ラリーズ編集部

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