
「NBA」ドンチッチ&レブロン体制は続くのか、それとも解体か、高さとディフェンス問題解決は必須!
ルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズ(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
26歳でNBA得点王の経歴を持つルカ・ドンチッチと40歳の得点王、アシスト王、MVPの経歴を持つレブロン・ジェームズというNBA屈指のスター2人を擁するロサンゼルス・レイカーズは、ティンバーウルブズに屈しプレイオフを去ることとなった。
日本人選手の八村塁も所属しているため、日本に多くのバスケファンがいるレイカーズだが、懸念されるのは「来シーズンもドンチッチ&レブロン体制で臨むのか」という点だろう。
ディフェンスに不安のあるドンチッチと体力に不安のあるレブロン
ドンチッチはレギュラーシーズンの成績が28.2得点、7.7アシスト、8.2リバウンドと期待を裏切らぬ活躍を見せた。
プレイオフでもスタッツは30.2得点5.8アシスト、7リバウンドを記録し、正真正銘のレイカーズのエースとなった。
対するレブロンは、レギュラーシーズン24.4得点、8.2アシスト、7.8リバウンドと40歳とは思えぬ成績を残し、プレイオフも25.4得点、5.6アシスト、9リバウンドとドンチッチに引けを取らないスタッツを残した。
このスタッツだけを見れば来シーズンも2人を中心にすべきだといえるが、チームとして考えると不安な点が多い。
ドンチッチは度々ディフェンスの軽さや弱さが懸念されており、レブロンは試合終盤に決定的な仕事ができず体力面の不安を懸念されているのだ。
アンバランスなチームをどう変えていくのか注目
オフェンスの主軸を担うオースティン・リーブスもディフェンスに不安がある選手であり、アンソニー・デイビスをトレードで失ってからは高さと強さでチームを支えるセンターが不在となっている。
八村塁がスモールセンターとしてその役割を担ったが、203㎝の八村に210㎝クラス(それ以上の選手も多い)のセンターを任せるのは少々酷な話だ。
レブロンは来季の去就を明言していないが、一定以上の活躍は可能だが年齢的に来季はより体力面で厳しくなるはずだ。
もしもレイカーズで現役続行となれば、高さと強さのあるセンターの獲得やリーブスの代わりとなるディフェンスのできるスターター獲得が必須であるといえるだろう。
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