
苦手な寒さも「しょうがない」 吉田優利は25歳バースデーで出遅れ
吉田優利は苦手な寒さも乗り越え、予選通過を目指す(撮影:ALBA)
<JMイーグルLA選手権 初日◇17日◇エル・カバレロCC(カリフォルニア州)◇6679ヤード・パー72>
きょう17日に25歳の誕生日を迎えた吉田優利は、3バーディ・3ボギーの「72」でラウンド。104位と出遅れたが、スコアほど悲観していない様子だった。
前半13番でバーディを先行させると、15番と17番のパー3でも伸ばした。だが、折り返し直前の18番をボギーとすると、後半も2つのボギーを重ね、序盤の貯金をすべて吐き出してしまった。それでも「ゴルフ自体は全然悪くない」と淡々と振り返る。
パーオン率は77.8%(14/18)。ショットについては「ミスもあるけれど、ある程度は許容範囲」という。その一方で、「パターが入らなくてリズムが作れなかった」というグリーン上の精度が、2日目のカギを握りそうだ。「距離感を合わせるためにも、なるべく上りのラインにつけたい。きょうはそこができなかったので、あしたは置けるように」とアンジュレーションの強いグリーンへの攻略を練る。
この日は太陽が一日中雲に隠れ、気温15度ながら体感温度はさらに低かった。寒さが苦手な吉田だが、「すごく寒かったですね。でも(後半)スコアを落としたけれど、ある程度まとめられたと思う」とポジティブに語る。
2日目も冷え込む予定。予選ラウンドは、吉田にとってタフな戦いとなる。「しょうがないです。みんな一緒なので。でも、土日は暖かそうなので、あした頑張って、土日にプレーできるようにしたい」。昨年は16試合中9回あった予選落ちも今季はここまでゼロ。苦手を乗り越えて、バースデーウィークでしっかり4日間を戦い抜きたい。(文・笠井あかり)
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