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ブライトンがニューカッスル撃破でFA杯8強!チームとしての成熟度も高まりプレミアでもCL出場権獲得の可能性あり
三笘薫(写真:アフロ)
3月3日、FA杯5回戦「ニューカッスル対ブライトン」の一戦が行われ、延長戦の末1-2でブライトンが勝利した。
試合終盤にお互いが退場者を出すなど激しい試合となったが、1-1で迎えた延長後半9分にウェルベックが値千金の決勝点を挙げ強豪ニューカッスルを撃破した。
勝利したブライトンは8強へと駒を進め、プレミアリーグでもCL出場圏内に勝ち点4差まで迫るなど好調を維持している。
成熟度が高まりチーム力は確実にUP、公式戦5連勝達成
ブライトンはシーズン前にヤシン・アヤリやマッツ・ウィーファー、マット・オライリー、ブラジャン・グルーダ、ジョルジニオ・ルター、ヤンクバ・ミンテなど積極的に優秀な選手を獲得したが、シーズン中盤まではなかなかチームとしてまとまり切れなかった。
選手が多すぎて戦術を固めきれなかったことも大きな原因の1つだろう。
しかし、2025年に入ってからはようやくチームとしての成熟度が高まり、勝率も良くなってきている。
ルターやミンテ、アヤリを主力として重宝し、その他の新戦力たちを完全にサブとして扱ったことで、戦術が浸透しやすくなったわけだ。
上記の3選手は多くの試合に出場しているため、必然的に三笘薫やウェルベック、ジョアン・ペドロ、カルロス・バレバといった主力たちとの連携力はUPしている。
ニューカッスルに勝利したことで公式戦5連勝となったが、主力の負傷が起きなければFA杯優勝やプレミアリーグ4位以内を実現することも可能だろう。
昨季プレミアリーグで11位に沈んだブライトンは、CLやELといった欧州コンペティションに参加していない。
それゆえに他のチームよりもコンディション面では有利だといえるだろう。
三笘がニューカッスル戦で足をつるなどややシーズンの疲れが見えてきている主力もいるが、早めの交代などを活用しシーズン終盤まで現在のチーム力を維持したいところだ。
FA杯優勝かプレミアリーグ4位以内を本当に実現させるためには、アディングラやマーチ、グルーダといったサブの選手たちが主力と同等の活躍を見せる必要があるといえるだろう。
三笘の活躍も気になるところだが、ブライトン自体の躍進にも注目だ。
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