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デーブ・ロバーツ監督(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

ドジャース、元セーブ王イエーツ契約合意でさらに盤石な投手陣に!

デーブ・ロバーツ監督(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
1月28日(日本時間29日)、ロサンゼルス・ドジャースがレンジャーズからFAとなっていたカービー・イエーツと契約合意したと米スポーツ専門局の『ESPN』が報じた。

契約期間は1年で、1300万ドル(約20億2200万円)となる。

投打ともに万全の状況となったドジャースは、ワールドシリーズ連覇への期待が高まっている。

スコットに続きイエーツまで獲得でリリーフ陣の層も厚くなったドジャース

サイ・ヤング賞投手のブレイク・スネルと日本屈指の才能を持つ投手である佐々木朗希を獲得し、大谷翔平とゴンソリンが長期離脱から復帰することになるため、山本由伸とグラスノーを含め先発投手陣は盤石の体制となったドジャース。

しかし、リリーフ陣においても2024年に防御率1.75という素晴らしい成績を残したタナー・スコットを獲得し、さらには元セーブ王のイエーツも獲得したことで、まさに付け入る隙のない投手陣が完成したといえる。

先発候補にはダスティン・メイやカーショーも控え、リリーフ陣も期待のブラスダー・グラテオルが夏前には復帰できる可能性が高いため、秋以降も大崩れすることはないだろう。

リリーフ陣の選手層が厚くなることにより、先発陣を無理に引っ張る必要がなくなる。

ドジャースの先発陣は怪我歴のある投手が多く、可能であれば1回の登板で80球程度(多くて90球程度)に抑えたいという思惑があるはずだ。

マイケル・コペックやエバン・フィリップス、ブレイク・トレイネン、アレックス・ベシア、ライアン・ブレイジア、アンソニー・バンダら昨シーズン活躍したリリーフ陣にスコットとイエーツが加わることで、たとえ先発投手が5回でマウンドを降りたとしても十分に9回まで継投できる。

投手の人数が多くなりMAXである13人を超えてしまう可能性があるが、大谷翔平が二刀流の資格(投手として20回、打者として20試合各3打席以上)を取得できれば、「14人目の投手」として機能するため、他のチームよりもローテーションが組みやすくなるわけだ。

まさに「穴のないチーム」となったドジャースは果たしてワールドシリーズ連覇を達成させるのか、シーズン前から期待感はかなり高まっている。

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