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不同意性交容疑で逮捕の杉山知靖に制裁処分 10試合のツアー出場停止

出場停止処分を受けた杉山知靖(写真は関西オープン)(撮影:鈴木祥)

7月23日に不同意性交の容疑で逮捕された男子プロゴルファー・杉山知靖(31)に対し、日本ゴルフツアー機構(JGTO)は30日、『今年11月10日までのツアー出場停止』の処分を下したと発表した。

杉山は今年5月7日午前4時26分頃から同日の午前7時31分頃まで、神奈川県茅ヶ崎市内の宿泊施設において飲食店勤務の知人女性Aさん(24)に対し、不同意性交を行った容疑で逮捕された。

JGTOによると、8月中旬に不起訴処分が決定し、杉山本人から事情説明を受けたという。9月上旬にJGTO懲戒・制裁委員会において、ジャパンゴルフツアー懲戒・制裁規定第13条(※)により処分を決定。同月下旬には処分に対する不服申し立て期間が終了したことにより、今年11月10日までの出場停止処分を執行した。

処分は懲戒・制裁委員会での審議が開始された日を起点としてのカウントとなるため、「横浜ミナトChampionship」(8月8~11日)から「三井住友VISA太平洋マスターズ」(11月7~10日)までの10試合出場停止となる。

横浜市出身の杉山は高知・明徳義塾高から中央学院大を経て2015年にプロ転向。21年10月「ブリヂストンオープン」でツアー初優勝を挙げた。今季は10試合に出場して、トップ10は2回。賞金ランキングは52位につけている。昨年7月にも道交法違反(速度超過)により逮捕されている。

(※)JGTOまたはジャパンゴルフツアー各トーナメントの名誉、信用または品位を失墜させると認められる行為

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