冷感機能を備えた最新クールキャップ8種をサーモグラフィで検証したらベストバイが分かった!
酷暑の予報が出ている今年の夏は、日差しも間違いなく強くなる。キャップをかぶることで顔や首まわりに影ができて、紫外線対策になるし、日差しが直接当たるのを防ぐことで頭部の温度上昇を抑えることもできる。最近では、冷感機能を備えた『クールキャップ』も増えており、ティーチングプロの北野正之は、夏のラウンドではぜひ活用してほしいと話す。そこで最新クールキャップ8種をサーモグラフィを使って検証してみた。
「さまざまな『クールキャップ』を試しましたが、通気性の高い生地を使うことで熱がこもるのを防ぎ、キャップ内の温度が上がりにくくなっていました。汗など、水分に反応してヒンヤリする生地を採用したモノも多く、試しに水で濡らしてかぶってみると、非常に冷たく感じられて、強い日差しの中でも快適でした」と北野。
今回は乾いた状態と水で濡れた状態それぞれで冷感機能をチェック。通気性の違いも評価しているので、ぜひ『クールキャップ』選びの参考にして熱中症予防をしてほしい。
比較テストは瞬間的な冷たさ、ウェット時の冷たさ、通気性、かぶり心地、コストパフォーマンスの5項目から評価を下し、合わせてサーモグラフィで表面温度を計測。結果はS+、S、A+、Aで表し、ベストバイを決めた。
S+評価でベストバイに選ばれたのは?
●フィドラ『ベルオアシスパンチングキャップ』
大きめの穴が無数に開いたメッシュ生地が特徴的で、通気性が非常に高く、熱がこもりにくいので、汗をかきやすい人でも快適に過ごせる。冷感機能も最強レベルで、ドライでも、ウェットでもヒンヤリ度が強く、とても涼しく感じられる。
もうひとつのS+評価、次点に選ばれたのは?
●ドーム『アンダーアーマー アイソチルドライバーメッシュ アジャスタブルキャップ』
ストレッチ性のある生地で、頭の形にしっかりフィットしてくれるので、かぶっていて非常に楽。冷感機能はドライ時、ウェット時共に高めで、頭部の温度上昇をしっかり抑えてくれる。後頭部がメッシュ系の素材で通気性も高い。
続くS評価は3種。
●オークリー『SKULL SWITCHキャップ』
冷感機能の強い素材を使ったクールキャップで、触ってみるとヒンヤリ度がかなり強く感じられる。特にウェット時のヒンヤリ感が最強レベルで、頭の温度が上がりにくくて非常に快適。抗菌防臭性もしっかり備わっているので汗をかいても安心。
●ニューエラ『9THIRTY BELLOASIS Uchimizuキャップ』
軽量で、柔らかなかぶり心地が特徴のクールキャップ。吸湿速乾性が高く、汗をかいてもベタつかず、サラッとしたかぶり心地がキープされる。気化熱を逃すUchimizu素材の効果でキャップ内部に熱がこもりにくいので、酷暑のラウンドも快適に過ごせる。
●アディダス『HEAT.RDYキャップ』
柔らかい素材で、かぶり心地が抜群に良く、通気性も高いので快適に感じられる。熱を逃す特性も備えているので、長くかぶってもキャップ内部の快適さがキープされる。ドライな状態でもしっかりと冷感機能によるヒンヤリ度が感じられる。
残る3種はA+評価となった。
●キャスコ『トランスコンチネンツ打ち水キャップ』
その名の通り、打ち水効果を利用して頭部の体感温度を下げる工夫をしたキャップ。しっかり感のある生地で冷感機能も強めで、ドライな状態でも強いヒンヤリ度がある。濡れてもすぐに乾燥してくれるので、不快感がない。
●トミーアーマー『水ジャブキャップ』
メッシュ系の生地でサラッとしたかぶり心地が特徴。気化熱を利用したクーリング機能を備えていて、汗をかいてもすぐ乾きやすく、熱を外に逃すので頭部の温度が上がりにくい。常にヒンヤリ度が感じられるクールキャップ。
●オークリー『STALWARTキャップ』
熱伝導性の高い特殊な生地を使ったキャップで、外からの熱を隔離することで内部が快適に保たれる。特に後頭部の涼しさが感じられることが特徴。冷感機能もしっかりあるが、濡らしたときとそうでないときの差は小さい。
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