髙田真希(写真:アフロスポーツ)

「パリ五輪」バスケ女子日本代表、2試合連続NZ圧倒!3ポイントの改善ができればメダルも視野に

髙田真希(写真:アフロスポーツ)
7月6日、バスケットボール女子日本代表は有明アリーナでニュージーランド代表と強化試合を行い、92-50で勝利した。

7月4日に行われたニュージーランド代表との強化試合でも125-57と圧倒して勝利しており、最高の状態でパリオリンピックを迎えられそうだ。

世界ランキング26位のニュージーランド代表を圧倒

パリオリンピックには出場しないものの、決して弱小国ではないニュージーランド代表だったが、世界ランキング9位の日本代表にとっては明らかに格下の相手だった。

4日の試合では、12人全員に出場機会が与えられ2ケタ得点者が7名となるなど、圧倒的な攻撃力を見せつけた。

林咲希の3ポイント成功率が14本中4本の28.6%と低いのが気になるところだが、それ以外では大きな問題はない。

6日の試合も92-50と大差をつけてニュージーランドに勝利したが、こちらの試合ではまたしても林が3ポイント成功率16.7%(11本中1本成功)と残念な数字となっており、チーム全体でも3ポイントの成功率が26.7%とかなり低い数字となっている。

キャプテンを務めるセンターの髙田真希は、19分32秒の出場時間ながら23得点と抜群の存在感を示した。

それぞれの選手が残り3週間程度で自身のコンディションと3ポイントの感覚を上げていけば、パリオリンピック本番をベストに近い状態で迎えられるはずだ。

バスケットボール女子日本代表の日程

ニュージーランド代表との強化試合を終えた日本は、欧州に渡り7月20日に世界ランキング7位のフランス代表と強化試合を行い、翌日の21日には世界ランキング6位のベルギー代表と対戦する。

いずれも格上の国との戦いとなるだけに、コンディションの確認とチームの連携強化と併せてチームの強みである守備と3ポイントの精度を確認しておきたいところだ。

欧州遠征を終えると、いよいよパリオリンピック本番となる。

7月30日に世界ランキング1位のアメリカ代表と対戦し、8月1日には同ランキング19位のドイツ代表、8月4日には同ランキング6位のベルギー代表と対戦することになっている。

決勝トーナメントに進出できれば、8月7日に準々決勝、9日に準決勝、11日が決勝となる。

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