怪我人続出で戦力ダウンの日本代表、ミャンマー戦とシリア戦の柱にすべき2人とは
写真:上田綺世(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
サッカー日本代表は11月16日にミャンマー戦、21日にシリア戦を予定しているが、招集メンバーに怪我が相次いでいる。
12日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第13節のアバディーン戦で古橋亨梧が頭部を強打し途中交代となった。
これによりW杯アジア2次予選を辞退する可能性が濃厚だ。
負傷者続出の日本代表
古橋の離脱だけではない。
川辺駿(スタンダール)が故障のため不参加を表明しており、浦和レッズの伊藤敦樹も神戸戦で左膝を痛めて途中交代している。
すでに前田大然の負傷によりヘントの渡辺剛を追加招集しているが、さらなる追加招集が不可欠な状態だ。
また、日本代表の主力であるスポルティングの守田英正も12日のベンフィカ戦でようやく復帰したばかりであり、トップコンディションには程遠い。
ブライトンの三笘薫やレアル・ソシエダの久保建英なども蓄積された疲労によりコンディションが良いとはいえないため、攻撃陣にコンディションの良い追加招集メンバーを入れる必要があるといえるだろう。
古橋と伊藤敦が離脱となればFW1枚、ボランチ1枚の追加招集は必須となり、守田も不参加ならばボランチをさらにもう1枚招集する必要が出てくる。
しかし、森保監督は今回の2連戦に26名を招集しており、試合のベンチ入りメンバーは23名であることから追加招集を最低限の人数に抑える可能性もある。
攻撃陣の柱は上田綺世と南野拓実の2人か
ミャンマー(FIFAランキング161位)とシリア(FIFAランキング93位)はFIFAランキングを見てもわかる通り完全な格下の相手となるため、長時間押し込む展開となることだろう。
ミャンマーとシリアの両国とも自陣に10人が引くような形で「カウンターで1点取って1-0での勝利」を狙ってくるはずだ。
そのため、テクニカルに剥がすというよりもフィジカルの強さでチャンスを作る場面を増やす必要がある。
現状のメンバーで考えれば、「強さ」もある上田綺世と南野拓実を柱として考えるべきだろう。
果たして追加招集があるのか、そしてどの選手を柱として起用するのか、森保監督の手腕に注目だ。
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