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大谷翔平

大谷翔平の日本人初となる本塁打王獲得が近づく!44本で打ち止めか、それとも有終の美を飾れるかに注目

写真:大谷翔平(USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
10月14日(日本時間)、エンゼルスの大谷翔平はシアトルで行われたマリナーズ戦を欠場した。

大谷は右わき腹を痛めてからこれで10試合連続の欠場となる。

15日の休養日を挟み、16日に本拠地で行われるタイガース戦で復帰する可能性が濃厚となっている。

シーズン終盤、日本人初となるメジャーリーグ本塁打王獲得が迫る

8月24日に放った44号を最後に本塁打が出ていない大谷は、シーズン最後の15試合を打者として迎えようとしている。

わき腹痛からの復帰は間もなくであり、あと3本の本塁打を放てれば47本となり、2021年に記録した46本の自己最多本数を超えることができる。

ただし、もしもこのまま1本も本塁打を打てずにシーズンを終えたとしても、日本人初となる本塁打王獲得の可能性は極めて高いといえるだろう。

ランキング2位のルイス・ロベルトは9月に入り本塁打のペースが止まり、現在35本で大谷とは9本差となっている。

シカゴ・ホワイトソックスの残り試合が17試合であることを踏まえれば、44本の大谷を抜くことはほぼないとみて良いだろう。

3位のアドリス・ガルシアは現在34本で、直近6試合で2本塁打とまずまずのペースだが、残り試合18試合で大谷と10本差という現実を考えればこちらも逆転の可能性はないだろう。

気になる存在は怪我から復帰後本塁打を量産し4位まで順位を上げてきているニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジだが、こちらも9月に入り2本のみと足踏みしており、残り試合17試合で13本差をひっくり返すのはほぼ不可能だといえる。

つまり、大谷は残り試合すべてを欠場したとしても本塁打王を獲得できる可能性が極めて高いということだ。

日本人初であるのはもちろん、アジア人初ともなる偉業達成がすぐそこまできているわけだ。

しかし、このまま1本も本塁打が打てずに個人タイトルを獲得するのは本人も納得いかないだろう。

少なくとも1本は本塁打を打ち、シーズンを良い形で締めくくりたいはずだ。

残り15試合で3本の本塁打を放ち、自己最多本塁打数を塗り替えて本塁打王を獲得できればベストだろう。

果たして大谷は休養明けの9月15日のタイガース戦で復帰することができるのか、注目しよう。

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