日本代表のドイツ戦、三笘薫はグロスorキミッヒとマッチアップの可能性大か
写真:三笘薫(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
9月7日、ドイツ代表MFジャマル・ムシアラが背中の怪我のため代表から離脱したとDFB(ドイツサッカー連盟)が発表した。
ドイツ代表はU-20ドイツ代表とのテストマッチで4-2-3-1のフォーメーションをテスト。
ユーティリティプレイヤーのキミッヒが右SBで出場しており、日本戦も三笘薫対策として右SBで出場する可能性が高い。
さらに同じブライトンに所属している初招集のパスカル・グロスも右SBで出場する可能性もあり、どちらが出場したとしても三笘は手強い選手を相手することになる。
運動量豊富な闘将キミッヒ
三笘とマッチアップする可能性がもっとも高いのが、キミッヒだ。
ブンデス王者バイエルンの主力として長年活躍し続けているキミッヒはアンカーやボランチで出場することが多いが、右SBでもプレー可能だ。
フリック監督は今回の日本代表戦とフランス代表戦でキミッヒの右SBをテストする可能性が高い。
実際にU-20ドイツ代表とのテストマッチでは右SBで出場しており、三笘の最初のマッチアップの相手となることだろう。
テクニックはもちろん、非常に運動量があり闘志あふれるプレーが特徴の選手だ。
プレミア屈指のWGとなった三笘といえども、簡単にねじ伏せられる相手ではないだろう。
三笘の特徴を知り尽くしているグロス
おそらくスタートはキミッヒが右SBで出場するはずだが、国際親善試合であるためドイツ代表は後半途中で新戦力のグロスを起用する可能性もある。
グロスはボランチの選手だが、キミッヒと同様に右SBでもプレー可能だ。
守備能力自体はそれほど高くないが、ブライトンでプレーしており三笘の特徴を知り尽くしているため上手く抑えられる可能性もある。
攻撃面では、キックフェイントを駆使しタイミングをずらした効果的なパスでチャンスを作り出す。
三笘はもはやプレミアリーグ屈指のWGであることから、キミッヒやグロスのマークだけでなく中盤のエムレ・ジャンなどもプレッシャーをかけてくることだろう。
エムレ・ジャンは184㎝とサイズがありながらもスピードがあり、激しい守備ができる選手なだけに、三笘も簡単にはドリブルで抜くことができないはずだ。
ムシアラ抜きではあるが、果たして本気のドイツ代表相手に三笘薫がどのようなプレーを見せるのか、注目だ。
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