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サービス王・オペルカら3選手がエース1本につき100ドルを寄付! 脊髄治療の研究機関に<SMASH>

今シーズンのサービスエース数でトップを走るオペルカだけに、寄付がいくらに上るか注目だ。(C)Getty Images
男子テニス世界ランク18位のライリー・オペルカ(アメリカ)が今週出場する母国開催の「マイアミ・オープン」(3月23日~4月3日/アメリカ・マイアミ/ハードコート/ATP1000)で、脊髄損傷の治療研究を行なう非営利団体「Wings for Life」へサービスエース1本ごとに100ドルを寄付することを発表した。

「Wings for Life」は、脊髄損傷の治療法を生み出すことを目指した科学的研究と臨床試験に、米国内および世界中で資金を提供している。海外テニス専門メディア『UBITENNIS』によると、同団体は主に民間資金によって支えられており、受け取った資金は全て研究目的に使われているという。

今回のチャリティー活動にはオペルカの他、ステファノス・チチパス(ギリシャ/5位)、キャメロン・ノーリー(イギリス/12位)、トミー・ポール(アメリカ/37位)の3選手も参加を表明。ちなみにオペルカとチチパスはそれぞれマイアミ大会に単複で出場する予定だ。
オペルカは現地3月22日に自身のインスタグラム(@reillyopelka)を更新。メッセージ動画を通じて、「トミー・ポールと私はマイアミ・オープンでサービスエースを取るごとに100ドルを寄付する予定です。この寄付金は、脊髄損傷治療の研究の資金を調達する非営利団体『Wings for Life』に送られます」と公表した。

さらにオペルカは同インスタグラムのプロフィール欄で、一般人が寄付できるようにするためのURLも公開。その上で「私のプロフィールにあるリンクをクリックすると、私のチャリティー活動の経過を追うことができ、寄付をすることもできます」と記し、さらなる支援の提供を呼びかけている。

なお、ATP(男子プロテニス協会)の公式サイトによると、今季のオペルカは出場したシングルス18試合で計344本のサービスエースを記録。これは現時点では男子ツアーで全選手最多の本数だ。より多くの寄付金を募るためにも、オペルカにはマイアミ大会での上位進出とサービスエースの量産を期待したい。

文●中村光佑

【PHOTO】オペルカら全豪オープン2022で活躍した男子選手の厳選ショット!

 

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