周启豪(ジョウチーホウ)の使用用具・大会成績・プロフィール

今回は、2023年のWTTコンテンダーラゴス優勝を飾り、世界ランキングも20位まで上げている周启豪（ジョウチーホウ・中国）について紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本的な情報から、国際大会での戦績についても詳しく紹介します。

周启豪とは

周启豪は、世界ジュニア選手権で金メダルを獲得した経験を持つ中国人選手です。層の厚い中国において、近年グングンと世界ランキングを上げてきており、2017年の中国国内の大会では、当時世界ランキング1位の馬龍（マロン・中国）を撃破したこともある実力者です。

周启豪のプロフィール

周启豪（ジョウチーホウ）は1997年1月12日生まれの26歳（2023年8月現在）で、中国の広東省広州市出身です。6歳から地元の学校で卓球を始め、2012年に国家チーム入りを果たします。2013年には16歳で世界ジュニア選手権に出場し、男子ダブルスで金メダル、混合ダブルスで銀メダルを獲得しました。

2017年の「地表最強12人」では、当時世界ランキング1位の馬龍（マロン・中国）を下し、大きな話題となりました。2018年には香港オープン、スウェーデンオープンでシングルスベスト4に入るなど、国際大会でも結果を出すようになってきました。

2020年に新型コロナウイルスの流行によって国際大会の出場が制限される苦しい時期を過ごすも、2021年のWTTコンテンダーラシュコとWTTコンテンダーノボメストでは男子ダブルスで優勝を飾ると、翌年のWTTフィーダーパナギュリシテではシングルス優勝を果たし、自身初の国際大会シングルス制覇を果たします。

さらにその勢いは2023年に入っても止まらず、WTTコンテンダーラゴスで男子シングルス優勝、WTTスターコンテンダーリュブリャナで男子シングルスベスト4という結果を残し、世界ランキングの自己ベストも更新し続けています。