【卓球】ハイブリッドMKの性能を徹底レビュー 松平健太の望みを叶える回転系裏ソフトラバー
卓球において重要な用具選び。その中でもラバー選びは特に重要で、「このラバーだから勝てた」という言葉が出てくるほど、勝ち負けに大きな影響を及ぼします。
しかし、現在ラバーは数えきれないほど存在し、その中からベストな一枚を選ぶのはまさに至難の業。常に試行錯誤を繰り返さなければなりません。
そこで、本記事ではそんな悩めるプレーヤーのために、数あるラバーの中から1枚をピックアップして、性能や特徴を紹介していきます。今回紹介するのは、TIBHAR(ティバー)から発売されている『ハイブリッドMK』です。
『ハイブリッドMK』とは
『ハイブリッドMK』はTIBHAR(ティバー)から発売されている回転系テンション裏ソフトラバーです。TIBHAR(ティバー)と言えば、回転系テンションでおなじみの「エボリューション」シリーズやテンション系粒高ラバーの『グラスディーテックス』が有名です。
2022年には粘着系テンションラバーの『ハイブリッドK3』を発売し多くの卓球プレーヤーの注目を集めました。そして同年12月に発売されたのがこの『ハイブリッドMK』です。『ハイブリッドMK』は一体どんなラバーなのか、そして「MK」が持つ意味とは何なのでしょうか。
『ハイブリッドMK』の特徴
ではまずは、『ハイブリッドMK』の特徴について解説します。
特徴➀:『ハイブリッドK3』をベースにして改良
『ハイブリッドMK』の特徴1つ目は、『ハイブリッドK3』をベースにして改良です。
『ハイブリッドK3』は、ブラディミル・サムソノフ(ベラルーシ)やダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)といったプロ選手たちが試打を行って研究を重ねた結果出来上がったラバーです。『ハイブリッドMK』はこの『ハイブリッドK3』をベースに作られています。
『ハイブリッドMK』トップ選手の要望を叶えるノウハウが詰め込まれた高性能ラバーであると言えます。
特徴➁:「MK」の卓球を最大限に発揮
写真:松平健太(ファースト)/撮影:ラリーズ編集部
『ハイブリッドMK』の特徴2つ目は、「MK」の卓球を最大限に発揮です。
ここでいう「MK」とは、松平健太(ファースト)の略称です。『ハイブリッドMK』は、松平健太のプレーにおける要望を最大限叶えたラバーで、回転量や球持ちなどは松平健太が望んだ性能となっています。
特徴➂:前陣で安定する弧線と威力
『ハイブリッドMK』の特徴3つ目は、前陣で安定する弧線と威力です。
松平健太と言えば、前陣でブロックを主体にカウンターやドライブを仕掛けるプレースタイルです。前陣主体で戦う彼にとって、相手コートへの収まりがよいことはプレーにおいて重要な要素です。
『ハイブリッドMK』は、しっかりとした弧を描いて相手コートに放たれるため、前陣で強打をしても相手コートに収まるボールを打つことが可能です。一方で、威力の面でも回転量や球持ちを良くして上げています。
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