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【卓球】丹羽孝希ZCを徹底レビュー VICTASが誇る五輪メダリストモデルの攻撃用ラケット

世界のトップ選手の中で、近年使用者が増加してきているのがVICTASのラケットです。契約選手モデルのラケットシリーズが続々と発売される中で、元日本代表で五輪メダリストの丹羽孝希モデルのラケット『丹羽孝希ZC』が新たに発売されました。

そんな『丹羽孝希ZC』にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

『丹羽孝希ZC』とは

『丹羽孝希ZC』は、2023年にVICTASから発売された特殊素材入りラケットです。VICTAS契約選手で元日本代表の丹羽孝希をモデルに、トップレベルの選手向けに制作されました。

『丹羽孝希ZC』の構成は木材5枚+Zカーボン2枚となっており、板厚は6.0mmで、ラケットの中では平均的な部類です。重さは89g前後でやや重めとなっています。攻撃用ラケットは重くなればなるほど、威力のあるボールを打つことができます。

グリップはシェークハンドのFL(フレア)とST(ストレート)の2種類です。

『丹羽孝希ZC』の特徴

ここからは、『丹羽孝希ZC』の特徴について解説します。

特徴①:ボールの威力

『丹羽孝希ZC』の特徴1つ目は、ボールの威力です。

『丹羽孝希ZC』は、卓球界でVICTASが初採用した新高弾性繊維「ゼクシオン®」を搭載した「Zカーボン」を木材で挟み込むことで、木材の操作性を残しつつ威力を上げることに成功しています。この「Zカーボン」を「ダイナシェル設計」というラケットの表面に近い層に特殊素材を編み込むことで、プレイヤーのパワーを増幅させ、相手を打ち抜く威力を持つラケットになっています。

特徴②:操作性の良さ

『丹羽孝希ZC』の特徴2つ目は、操作性の良さです。

『丹羽孝希ZC』で使用されている繊維「ゼクシオン®」は、高反発で知られているアラミドカーボンと同等の強度を持ちながらも、弾性ではアラミドカーボンよりも強いため安定した打球が可能となります。

特徴③:球持ちの良さ

『丹羽孝希ZC』の特徴3つ目は、球持ちの良さです。

板が厚めで球離れが早くて回転が掛けづらいと思われがちですが、『丹羽孝希ZC』で表面には檜材を使用する事で球持ちが良くなり、回転をかけやすくなっています。

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