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【卓球】トロニクスシリーズの性能を徹底レビュー グリップ力の向上で安定性を高めたラバー

JOOLA(ヨーラ)の人気の商品であった「ゴールデンタンゴ」シリーズや「ライザー」シリーズが2024年5月で廃番・製造中止に。2023年10月に発売された「トロニクス(TRONIX)」シリーズはそれらの後継ラバーとされています。

今回は、「トロニクス(TRONIX)」シリーズについて、各商品にどのような特徴があり、どのような選手に適しているのかを詳しく見ていきましょう。

「トロニクス(TRONIX)」シリーズとは?

「トロニクス(TRONIX)」シリーズは、適度なスピードとスピンを維持しつつ、グリップ力が大幅に向上しています。瞬間的な反応や爆発力は、「ダイナライズ」シリーズなどのプレミアムシリーズほどではありませんが、ボールをしっかりと捉える感覚があり、安定性が大きく向上しています。そのため、自分の力でボールを飛ばす技術を養いたい初・中級者だけでなく、安定性を重視する上級者にも適したラバーです。

「トロニクス(TRONIX)」シリーズは2024年10月現在、スポンジ硬度の軟らかい順に『トロニクスCMD』(43°)、『トロニクスACC』(47.5°)、『トロニクスZGR』(56°)の3シリーズが展開されています。

それでは各商品の特徴について詳しく見ていきましょう。

前陣でのコントロールとカウンター攻撃に最適な『トロニクスCMD』

気泡の大きい「ギガ-セル スポンジ」と回転の強いトップシート「アドバンストートラクション」を組み合わせたのが『トロニクスCMD』です。素早いラリーやボールフィーリングを重視したラバーで、前陣でのコントロールとカウンター攻撃に最適です。

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