
【卓球】ホリゾンタル55の性能を徹底レビュー 相手に押し負けず変化で勝負できる粒高ラバー
STIGAのラバー『ホリゾンタル55』は変化に特化した粒高ラバーです。『ホリゾンタル20』にはどのような特徴や性能があり、どのような選手に適しているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
『ホリゾンタル55』とは?
STIGAが販売している「バーティカル」と「ホリゾンタル」は、プラスチックボールに対して回転力がアップするように開発された最新の日本製粒高ラバーです。元日本代表のカットマン、塩野真人さんも開発に携わっています。
ボールを抑えやすく安定したラリーのできる縦目の「バーティカル」と、変化をつけやすい横目の「ホリゾンタル」という風に粒配置を選ぶことが出来るうえ、スポンジ硬度も軟らかめの20度と硬めの55度の2種類がそれぞれ用意されているのが魅力です。硬度は「55+3」となっており、『ホリゾンタル55』の55はこのスポンジ硬度を表しています。厚さは「中」「薄」「特薄」が用意されています。
『ホリゾンタル55』の特徴
ここからは『ホリゾンタル55』の特徴を詳しく見ていきましょう。
特徴➀:硬いスポンジで変化をつけることに特化
『ホリゾンタル55』の特徴1つ目は、硬いスポンジで変化をつけることに特化している点です。
『ホリゾンタル55』はスポンジ硬度が55°と非常に硬めのラバーであり、しっかりとボールを打球した際の変化が大きいラバーです。揺れるプッシュが出たり、鋭いツッツキがでたりと、バリエーション豊富なボールを相手に送ることができます。
特徴②:横目であるため回転がかけやすい
『ホリゾンタル55』の特徴2つ目は、横目であるため回転がかけやすいことです。
『ホリゾンタル55』は粒の目が横目になっており、ボールとの接地を大きくしています。これによって自分で回転をかけることが可能になっており、ナックルと組み合わせて変化がつけやすくなっています。
特徴③:弧線を描く
『ホリゾンタル55』の特徴3つ目は、弧線を描くということです。
「バーティカル」シリーズがカット時に直線的に飛んで鋭い弾道で返球できるのに対して、「ホリゾンタル」シリーズは打球時にボールは上に飛び出して弧線を描きます。「バーティカル」シリーズと比べてコートのやや浅いところに入りますが、確実にボールをコートに収めてくれるようなカットができます。
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