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“あのレジェンドがいたクラブ?”ベルギー卓球クラブにアマチュア日本人愛好家が飛び込んだ

ベルギーの卓球クラブ「Logis Auderghem」/提供:Takaohead

初めまして。30代・アマチュア卓球愛好家のTakaohead(タカオヘッド)です。

中学・高校での部活ののち、社会人から卓球を再開して、ハマってしまい、都内のクラブで日々卓球と練習・試合後のビールが生き甲斐に。

2020年3月、コロナが始まる直前にベルギー・ブリュッセルに仕事で赴任することになりました。
卓球なしの生活など考えられなかった自分。
たとえ海外赴任でも現地で卓球を続けたい!そんな思いで赴任し、3年間、ブリュッセルの卓球クラブに在籍しました。

今回この特集を書かせていただく理由は、社会人の卓球愛好家として、一人の卓球ファンとして、日本から遠く離れたヨーロッパのベルギーで、アマチュア愛好家はどんな卓球生活が送ることができたのか、その体験をご紹介したかったからです。

とはいってもブリュッセルはフランス語社会。英語しかできない私は、グーグル翻訳を駆使して、なんとか卓球クラブを見つけ出し、めちゃめちゃビビりながらも門を叩きました。

ジャン・ミシェル・セイブが所属したクラブに入会

私が入部したのは「Logis Auderghem」(ロジ・オーデルゲム)というクラブ。

ベルギーの卓球クラブ「Logis Auderghem」
写真:ベルギーの卓球クラブ「Logis Auderghem」/提供:Takaohead

1982年に設立された歴史あるプロクラブで、ベルギーの1部リーグ「Super division」に参戦しています。もちろん、プロ選手だけでなく、子供や学生、アマチュア社会人など総勢約380名の、ベルギーでは最大規模のクラブです。
そしてなんと、ベルギーの卓球選手といえば、この人!引退前のジャン・ミシェル・セイブがかつて所属していたクラブなのです。

ジャン=ミッシェル・セイブ
写真:ベルギー卓球のレジェンド、ジャン=ミッシェル・セイブ/提供:ittfworld

ベルギーの卓球クラブ「Logis Auderghem」
写真:セイブ選手(上)らが所属していた当時のポスターが飾られている/提供:Takaohead

どんな練習メニュー?

このクラブでは、大人も子供もクラブ会員になれば、自分の実力に応じた週1回の練習クラスに振り分けられ、練習日以外も自由に空いている台を使って練習ができます。

ベルギーの卓球クラブ「Logis Auderghem」
写真:大人の練習風景/提供:Takaohead

コーチ1人が練習メニューを説明して、ペアを組んで全体で練習し、最後はいわゆるエレベーター・ゲームをして終了です。
もちろん全てフランス語なので、最初は全くわからなかった自分。英語ができるチームメイトに聞いてなんとか練習していました。しかし、メニュー自体はごくごくベーシックなもの。

ベルギーの卓球クラブ「Logis Auderghem」
写真:コーチの指導の様子/提供:Takaohead

そして正直に言えば、基本練習だけでは物足りないので、仲良くなったチームメイトと有志で連絡を取り合って、フリー練習をしています。

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