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卓球で人生を“絶好調”に 松江発・個別指導にこだわる卓球スタジオゼッコウチョーの挑戦

2024年8月、島根県松江市に誕生した「卓球スタジオゼッコウチョー」。

代表の山内萌亜さんが掲げたのは、卓球を通じて人生を前向きにするというコンセプト。

ホテルの一室を拠点にスタートし、わずか半年で40人近い生徒を抱えるまでに成長したスタジオの魅力に迫る。

中学から卓球一筋。コーチ歴8年を経て、念願の独立

――まずは山内さんの卓球歴について教えてください。
山内萌亜さん:生まれは島根県松江市で、小学校は野球少年で、中学から卓球を始めました。

高校は益田市の明誠高校に進学し、その後は地元の企業に就職しました。そこで卓球事業に携わり、約8年間コーチを務めてきました。

――そこから卓球スタジオゼッコウチョーを立ち上げたきっかけは何だったのでしょうか?
山内萌亜さん:いつか自分の卓球場を持ちたいという思いがありました。

準備を進める中で物件に悩んでおり、もともと知り合いだった「松江玉造国際ホテル」社長さんに相談に乗ってもらいました。

その結果、ホテルのラウンジを卓球場として活用できることになり、2024年8月に「卓球スタジオゼッコウチョー」をオープンしました。

写真:卓球スタジオゼッコウチョーの内観/提供:卓球スタジオゼッコウチョー
写真:卓球スタジオゼッコウチョーの内観/提供:卓球スタジオゼッコウチョー

――「ゼッコウチョー」の由来もお伺いしてもいいでしょうか?
山内萌亜さん:そのままの意味で、卓球を通じて人生を絶好調にしていけるようにという願いを込めました。

名前にインパクトもあって気に入っています(笑)。

マンツーマン指導の理由。「目線を合わせる」ことが強み

写真:卓球スタジオゼッコウチョーの指導の様子/提供:卓球スタジオゼッコウチョー
写真:卓球スタジオゼッコウチョーの指導の様子/提供:卓球スタジオゼッコウチョー

――卓球スタジオゼッコウチョーの特徴について教えてください。
山内萌亜さん:卓球スタジオゼッコウチョーは、松江市内では4つ目の卓球場となります。他の多くが教室形式であるのに対して、当スタジオはマンツーマンの個人レッスンが中心です。

教室形式にももちろん良さはありますが、お客様とより深く関わって指導できるようにするためにこの形をとっています。

大人数ではカバーしきれない悩みや課題に、しっかり寄り添いたいという思いがあり、上を目指したい選手や集中して学びたい子にとって、1対1の環境はとても有効だと考えています。

――指導で大事にしていることはありますか?
山内萌亜さん:一番大切にしているのは、生徒と目線を合わせることです。

年齢に関係なく、友達のような距離感で接し、信頼関係を築くことを心がけています。

悩みには上から目線で答えるのではなく、共に考えながら解決策を見つけていくようにしています。

――現在の生徒の年齢層やレベルはどのくらいなのでしょうか?
山内萌亜さん:小学生の低学年から88歳の方まで、幅広い層が在籍しています。

最初はチラシや折り込みを試しましたが、ほとんど反響はなく、最終的には口コミで広がっていきました。おかげさまで今は40人ほどが通ってくれています。

所属チームを持ちながら、補足的にレッスンに来てくれる生徒も多いです。高校生や中学生もそれぞれの学校に所属しながら、個別指導を受けています。

写真:卓球スタジオゼッコウチョーの指導の様子/提供:卓球スタジオゼッコウチョー
写真:卓球スタジオゼッコウチョーの指導の様子/提供:卓球スタジオゼッコウチョー

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