Tリーグ鮮烈デビュー 大学王者・徳田幹太が松島輝空を完封「最後の1球まで粘った」 金沢ポートが4連勝
<卓球・ノジマTリーグ2024‐2025シーズン(7thシーズン) 日程:11月15日 場所:金沢市総合体育館>
大学生王者・徳田幹太が、Tリーグ鮮烈デビューだ。
15日、金沢ポートは木下マイスター東京と対戦、徳田幹太(金沢ポート)が2番で、松島輝空(木下マイスター東京)にストレートで勝利するなど、マッチカウント3-1で金沢ポートが勝利した。
試合中の派手なガッツポーズとは対象的に、落ち着いた口調の徳田に試合後、ロッカールームで話を聞いた。
写真:徳田幹太(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部
徳田幹太コメント
――Tリーグデビュー戦を、松島輝空選手に勝って白星で飾った気持ちは
松島選手とは対戦経験はありますが、勝った記憶はほどんどありません。
相手は世界で勝つ格上の選手、今日は自分が有利な展開にはなりましたが、最後の1球まで粘りに粘って勝利をもぎ取ったと思ってます。
写真:松島輝空(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
――振り返って、自分のプレーの良かったところは
YGサービスの縦回転とロングが効きました。自分はレシーブで苦労するだろうと予想していましたが、思ったよりうまく対応できたのも良かったです。
序盤に自分が強く打ってミスしていたので、ループドライブを丁寧に入れていきました。
――念願の金沢ポートのホームマッチの雰囲気はいかがでしたか
ガッツポーズで後ろを向くと、人が多かったです(笑)。
聞いていた通りの熱い応援で、会場の雰囲気も温かく、とてもプレーしやすかったです。
写真:徳田幹太(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部
――10月末の全日学優勝から一気に花開きましたね
もちろん、全日学の優勝は嬉しかったですが、それでTリーグで勝てるかというと、正直自信はありませんでした。
実際、試合前にTリーグのこの舞台に一瞬不安にもなったんですが、試合に入ったら意外にメンタルは落ち着いていました。
みなさんの熱く、温かい応援の後押しで勝てたと思っています。
明日は琉球アスティーダと対戦
チーム初の4連勝と勢いに乗る金沢ポートは、明日、張本智和率いる琉球アスティーダと対戦する。
今日のヒーロー・徳田が、明日も輝きを見せるか。
同じく大学生で、今日値千金のダブルス勝利の原動力となった三浦裕大(金沢ポート)が躍動するか。
今日も2点取りで、10月12日以降シングルス・ダブルス合わせて9連勝中の吉田雅己(金沢ポート)が、明日もチームを勝利に導くか。
波に乗る金沢ポートの大一番は、16日18時試合開始である。
写真:4連勝の4の文字を作る金沢ポートメンバー/撮影:ラリーズ編集部
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