【Tリーグ】中国選手が一斉帰国 混合W杯日本不参加への対抗措置か
27日、卓球Tリーグに現在参戦中の中国籍選手が、一斉に中国に帰国することがわかった。27日現在、Tリーグには男女合わせて計14人の中国籍選手が登録されている。
写真:シュウユウ(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部
写真:ヤン アン(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
12月開催予定のワールドカップ混合団体
2023年12月4日から10日にかけて、中国・成都でワールドカップ混合団体が開催されるが、今回の突然の中国選手の一斉帰国は、そのワールドカップ混合大会に日本がエントリーしなかったことによる、中国卓球協会側からの指示と見られる。
写真:戸上隼輔(明治大)/張本美和(木下アカデミー)/提供:WTT
Tリーグ「一斉帰国は残念」
Tリーグに取材したところ「Tリーグとしては、日本卓球協会から混合ワールドチームカップ不参加に対する対抗措置と伺いました。それ以上はTリーグでは情報を掴んでおりません。中国選手の一斉帰国は残念に思います」とコメントした。
日本のトップ選手のスケジュールは多忙を極めており、そのスケジュール調整が難しいことも、日本不参加の背景にあると見られる。
今季、新チーム加入もあり、男女ともに盛り上がりを見せるTリーグだけに、今後の行方が気になるところだ。ラリーズでは、続報も含め、引き続き本件について取材を続けていく。
取材・文:ラリーズ編集部
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