“学生の五輪” 出澤杏佳、女子単銀メダル 濵田一輝/谷垣佑真の“同級生ペア”は男子複銀メダル<FISUワールドユニバーシティゲームズ卓球競技>
<FISUワールドユニバーシティゲームズ卓球競技 日程:2023年7月28日~8月8日 場所:成都(中国)>
7月28日より開幕したFISUワールドユニバーシティゲームズ卓球競技は、全日程を終えた。
日本勢は男子団体で銅メダル、女子団体で銀メダル、男子ダブルスで濵田一輝(早稲田大)/谷垣佑真(愛知工業大)が銀メダル、女子シングルスで出澤杏佳(専修大)が銀メダル、女子ダブルスで黒野葵衣(キヤノンメディカルシステムズ株式会社)/本井明梨(同志社大)ペアが銅メダル、混合ダブルスで宮川昌大(明治大)/出澤杏佳(専修大)が銅メダルを獲得した。
愛工大名電高校の同級生コンビが銀
男子の個人戦では、男子ダブルスで愛工大名電高校時代の同級生でもある濵田/谷垣ペアが銀メダルを獲得した。決勝では徐瑛彬/薛飛(中国)を相手にフルゲームまで迫ったが惜敗。しかし、全日本ジュニア優勝の濵田とインターハイ三冠王の谷垣というコンビで世界でも通用する力を見せつけた。
写真:谷垣佑真(愛知工業大)/提供:アフロスポーツ
男子シングルスは谷垣と田中佑汰(個人)がベスト8となった。濵田は団体戦で勝利していた徐瑛彬(中国)に3-4とあと一歩及ばずベスト16となった。
女子は出澤杏佳が大暴れ
女子は団体戦決勝で銭天一(中国)、何卓佳(中国)を下し、中国から2点取りを果たした出澤が、シングルスでも結果を残した。
3回戦で王曉彤(中国)をフルゲームで下すと、準々決勝、準決勝も勝利。決勝では銭天一(中国)にリベンジを許したが、フルゲーム9本での惜敗と、価値ある銀メダルとなった。また、カットマンの黒野は3回戦で何卓佳(中国)に4-1で勝利しており、中国超えを果たしている。
写真:出澤杏佳(専修大)/提供:VCG/アフロ
ダブルスでは黒野葵衣/本井明梨が、何卓佳/王暁彤(中国)に敗れたものの銅メダル、混合ダブルスでは宮川昌大/出澤杏佳が劉丁碩/銭天一(中国)に2-4負けも銅メダルを獲得している。
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