【編集長コラム】T.T彩たまと金沢ポート、松平健太が繋いだ両チーム合同イオンモールイベントの裏側
本来なら、イベントが盛況のうちに終わって終了で構わないのだが、今季のTリーグはショッピングモールでの公式戦開催がさらに増える。
今回、埼玉県のヴィクトリアスポーツモール越谷イオンレイクタウン店で開催した、ヴィクトリアスポーツ、T.T彩たま、金沢ポートの共同イベントをレポートしておくことは、卓球界や卓球ファンにとっても有意義なものになるかもしれない。
簡単に振り返っておく。
しかし、企画・募集・調整・実施・(MCも半分くらいやった)、そしてレポート記事まで行うという、なんというワンコンテンツマルチユース(古い)だろう。どれかは、近いうち生成系AIに変わる気がする。
写真:会場の様子/提供:ヴィクトリアスポーツ
きっかけ
ヴィクトリアスポーツの中でも日本有数の売り場面積を持つ越谷イオンレイクタウン店から「なにか卓球で集客イベントを考えませんか」と、Rallysに相談があった。金沢ポートの経営は既に始まっていて、すぐに埼玉県で確かなファン層を持つT.T彩たまとのイベントを思った。
そして、契約発表直後の松平健太選手に相談した。もちろん、昨年まで在籍した古巣だからだ。
考えようによっては、選手心理としては微妙な話である。しかし、即決だった。
「いいですよ」
多くは発しないが、意志は最初から明確に示し、そしてブレない選手だ。
写真:松平健太(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部
2つの目的を追う
今回のイベントは“マストバイ”と言われる、ヴィクトリア店舗での商品購入者が参加できるイベントである。
3,000円以上ヴィクトリアスポーツでお買い上げしたお客さんにとって、価値のあるイベント内容でなければならない。
写真:ヴィクトリアスポーツモール 越谷イオンレイクタウンの卓球売り場/撮影:ラリーズ編集部
同時に、ショッピングモールの広いオープンスペースで開催する以上、私たちプロチームにとっては、偶然通りかかったお客さんに卓球の魅力を伝えるパフォーマンスでありたい。
「卓越した技術を不特定多数に見せる」かつ「お客さんとのふれあいをしっかり作る」ことを目的に、選手プレーのデモと、レシーブチャレンジの組み合わせとした。
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